【FXプライム】今年最後の雇用統計イベント「雇用統計NIGHT in 東京」取材レポート!
2012年12月7日(金)、東京・渋谷の国道246号沿いにそびえる超高層ビル・セルリアンタワーにある「セルリアンタワー東急ホテル」において、FXプライムは第8回目となる雇用統計イベントを開催した。
会場となったセルリアンタワーは低層部がオフィスやレストラン、中・高層部にはホテルが入居する複合型超高層ビルで、オフィスにはGMOインターネットグループをはじめとしたIT企業・外資系企業が多く入居している。
名称の商標登録もしている「雇用統計NIGHT」は、FX業界の雇用統計イベントとしては規模、認知度とも非常に高いイベント。株高、円安と市場環境も変化し始めたこともあり、当日は個人投資家を中心にメディア関係者など計100名超の来場者が訪れて会場は満席になり、食事や講演等を楽しみながら、米雇用統計の行方を見守った。
事前予想の前月比+9万人に対し、米労働省発表の11月非農業部門雇用者数は前月比+14万6000人の増加となるサプライズとなる。失業率も7.7%と前月の7.9%から改善し、ドルは円のみならずユーロに対しても上昇して約2週間ぶりの高値を付けた。米株式相場も雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことから3日続伸し、主要株価指数は週間ベースでも3週連続高となっている。
本格的な冬の到来に伴って国内でも株高、円安傾向が強まる中、FXプライムは来場者100名を招いて今回で8回目となる雇用統計イベントを開催。前回はGMOクリックホールディングスの公開買付け(連結子会社化)発表直後での開催だったことはまだ記憶に新しいところだが、現在は新体制の下、店頭取引の『選べる外貨』、バイナリーオプション『選べるHIGH・LOW』を中心に、取引所取引『大証FX』も取り扱うラインナップとなっている。
店頭取引について、矢野経済研究所の最新データ「有力FX企業13社の月間データランキング-2012年10月-」によれば、預かり残高、口座数でFXプライムはそれぞれ第9位に位置しており、10月の取引高(227億通貨単位)については第6位。また前月比増加率は+35.5%で第1位にランキングされ、さらに自社で開示する11月の取引高は293億通貨単位とさらに増加するなど、円安基調も追い風に秋口以降は取引高、営業収益共に好調に推移している。
今後、同じGMOクリックホールディングスの連結子会社であるGMOクリック証券が、多様な商品サービス、各種取引ツールと取引環境の継続的な改善などに強みを持っていることに対し、FXプライムは上場企業として長らく培ってきたブランドと信用力、システムの安定性を強みに、2013年以降もリアルなイベントなどを通じて広く個人投資家に自社の強みとFX取引の魅力を訴求していきたい意向だ。
不安な時代に安心なFX環境を提供できる企業として、新年(2013年)のさらなる前進と飛躍を心から期待したい。
(取材、撮影、記事、編集・制作: 柴田 潔)