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2025/03/17

【GuardTech検討コミュニティ/インスウオッチ】金融庁Japan Fintech Week連携イベント「ホケンノミライ2025」を開催!

| by:ウェブ管理者

 
 2025年3月7日(金)、保険業界のオープンAPI普及と協業・共創を推進する有志団体GuardTech検討コミュニティと、保険業界情報プラットフォームを運営するインスウオッチは、金融庁Japan Fintech Week連携イベントとして「ホケンノミライ2025」をFinGATE KAYABAで開催した。

 
 主催者の温水 淳一氏(GuardTech検討コミュニティ 代表)と、Japan Fintech Week事務局の並木 秀憲氏(金融庁 総合政策局フィンテック参事官室 イノベーション推進室 課長補佐)、中島 優人氏(平和不動産)の挨拶に続いて計11セッションが行われた(一部のセッションを写真にて紹介)。

 
 キーノートセッション「ホケンノミライ-生成AIの活用と未来展望-」では、木田 浩理氏(三井住友海上 CXマーケティング戦略部長 CMO)、岸 和良氏(住友生命保険 エグゼクティブ・フェロー デジタル共創オフィサー デジタル&データ本部 事務局長)が登壇、永田 ゆかり氏(データビズラボ 代表取締役社長)の進行により保険業界のデジタル変革の現状を整理、変革の阻害要因と克服方法を論じた。木田氏は「変革の実現には社内の『期待と信頼』の獲得が必要」とし、小さい成功を積み上げることの重要さを説いた。岸氏は、システム構築など下流工程は外部リソースを活用するが、上流のビジネス検討や顧客体験設計などは「極力内製すべく社内のDX人材育成に力を入れている」とした。


 
 続いて、「保険業法改正」、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」、「顧客本位の追求」、「Z世代社員の主張」、「保険代理店の共創フレームワーク」、「保険業界の産学共同取組み」、「デジタル・AI活用」、「フェムテック」をテーマとした保険業界変革のカギとなる各テーマのセッションが行われた。

 
 また、2025年2月27日(木)に最終日を迎えた「あたらしい保険をつくるハッカソン『ホケンノカタチ』」の振り返りセッションも行われ、審査員を務めた柏岡 潤氏(リードインクス 代表取締役社長 兼 CEO)の司会で、福永 圭佑氏、駒場 成美氏(伊藤忠テクノソリューションズ)、山崎 義則氏(SOMPOシステムズ)、赤城 和也氏(リードインクス)ら参加3チームの代表者がハッカソン参加体験を披露した。

 
 全てのセッション終了後、共同主催者である森田 直子氏(インスウオッチ 代表取締役 保険ジャーナリスト)による閉会挨拶に続き、柳瀬 典由氏(慶應義塾大学 商学部 教授)による乾杯挨拶によりAfter Partyが開始された。登壇者と参加者はネットワーキングを通じて保険の未来をより明るくするための活発な議論を行い、計205名が参加した「ホケンノミライ2025」は盛会のうちに終了を迎えた。








09:19 | 取材:金融・IT業界向け

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