【セントラル商事】夏季講演会 「アベノミクス正念場!秋までに勝敗は決まる!? 参院選後の経済金融展望~株・為替・金投資戦略~」取材レポート
2013年7月27日(土)、商品先物取引、金地金の売買等のサービスを提供するセントラル商事は、東京・大手町にある日経ホール&カンファレンスルームで、個人投資家向け夏季講演会を開催した。
今回の講演には、2013年1月開催の講演会で初登壇し、ダイナミックな考察や内容の濃さが多くの参加者から好評を得た、スリーネーションズリサーチ株式会社代表で著名エコノミストの植草 一秀 氏が再び登壇し、貴金属のスペシャリスト池水 雄一 氏と共に、参院選以降の経済と相場を展望した。
著名エコノミスト登壇の影響もあり、講演会場はほぼ満員の150名弱の参加者で埋まり、真剣な眼差しで講演を聴きながら投資戦略を練る姿が見かけられた。
第1部講演で登壇した植草氏は経済評論家、経済学者として、経済論・金融論・経済政策論を専門とし、野村総合研究所時代や、早稲田大学大学院教授などを歴任した際にはテレビ番組へのレギュラー出演などを通して、経済学者として一般にも広く知られたエコノミストだ。
講演では、専門の政治・経済・金融の分野を様々な角度から分析し、一般投資家にも分かり易くビジュアル的にも秀逸な講演資料を屈指して独自の経済理論を展開。後半では市況動向や具体的な投資戦略にも触れ、終了後は満員となった会場の参加者から大きな拍手を浴びた。
小泉内閣による「聖域なき構造改革」などの諸政策に対して、かねてから強い批判を行っていたことと同様に、アベノミクスに対しても、その副作用による影響を懸念するエコノミストの一人であり、特に秋以降に予想される消費税増税の実施時期決定以降から潮目が変わることを前提に、投資戦略を練ることを説いている。
休憩を挟み、第2部講演の前にセントラル商事 シニアストラテジスト 後藤 道義 氏が自社のサービスについてのプレゼンテーションを行った。オンライン取引と一線を画すコンサルティング取引を軸にサービスを展開する中で、商品先物取引、金地金販売買取、手持ちの金地金を預けて寄託料を貰うリース取引、出張勉強会、次回講演会の紹介などが行われた。
同社はオンラインを通じてニュース・情報も見れるテクニカルチャート分析ツール「SMART」、および口座照会ツール「WITH+(プラス)」を顧客に提供しつつコンサルティング取引を行っており、経験の少ない投資家や売買の判断をなかなかくだせない投資家を全面的にバックアップする体制をとっている。
そして第2部は貴金属のスペシャリストとして名高い 池水 雄一 氏が登場し、著名ディーラーとしての豊富な経験と知見、数々のデータに基づいた相場分析を披露した。
池水氏は1986年上智大学卒業後、住友商事への入社を振り出しに、クレディ・スイス銀行、三井物産支店長、スタンダードバンク東京支店と一貫して貴金属ディーリングに従事し、ディーラー名の「Bruce」は世界各国のブリオン(貴金属)ディーラーでその名を知らない人はいないという。
世界的な投機資金が金市場から証券市場へ流れ込み、大幅安となった金価格だが、植草氏の見立て通り、秋以降に株価の動きに限界が見え始めた時、再び金に投機資金が流入する兆しが見え始めるのか、年後半のマーケットも引き続き興味深い展開が続きそうだ。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : 柴田 潔)
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代表取締役 村上 公成
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