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2015/09/25

【トレーデンシー】ヘッジファンドの売買戦略に基づく自動売買プログラムを個人投資家向けとしてミラートレーダーに提供!画期的な新サービスについて、その概要を日本代理店 インディ・パ本郷氏に直撃インタビューを実施!

| by:ウェブ管理者



 前回のインタビュー記事では、独自のアルゴリズムにより、5,000本のストラテジーからリアルタイムで今のマーケットにフィットした最適なストラテジーをピックアップするトレーデンシーが提供するミラートレーダーの新フィルタ機能マーケットベースフィルタについて、日本代理店 インディ・パ本郷氏に話を聞いたが、今回、新たなサービス「ヘッジファンドアルゴストラテジー」の提供を開始したことから、再び本郷氏(以下、同氏)にその概要についてインタビューを行った。



 同氏によれば、今回の新しいサービス「ヘッジファンドアルゴストラテジー」は、従来のおよそ5,000本のストラテジーに加え、ヘッジファンドの売買戦略による自動売買プログラムを新たにミラートレーダーに提供することを可能にした画期的な新サービスだという。


 「ご承知の通り、数百億円規模の資金を動かしているヘッジファンドの顧客は主に富裕層で、通常は運用最低資金として50万ドル(およそ6,000万円)は必要です。本サービスで提供される自動売買プログラムは、その世界的なヘッジファンドによって作成されたアルゴストラテジーであり、それをリテール向けに提供するという取組は、個人的な見解ではおそらく世界初ではないかと思います。」と語った。

◎国内でも既に2社のブローカーが導入済み。年内にはさらに3社が提供開始予定。預かり証拠金の最低額の利用制限は一切なし。

 サービス展開の現状については、「既にサービスはローンチされており、具体的には2社(FXトレード・フィナンシャルアヴァトレード・ジャパン)が既にサービスを開始しているほか、年内を目処に他のミラートレーダー導入会社もサービスを開始いただく予定です。」としたほか、「ストラテジーを提供するヘッジファンドは5社、ストラテジーの本数は15本ですが、それ以外でも現在20社のファンドがテストを行っています。」という。

 ヘッジファンドのストラテジーが利用できる分、預かり証拠金の最低額といった利用制限などがあるようにも思えるが、それについて同氏は、「そのあたりはブローカーの意向にもよりますが、原則は最低預り金等の利用制限はありません。また、最低取引数量も、ストラテジーによって異なりますが、およそ1.5~3.5万通貨単位ですので、一般の方にとっても決して高いハードルではありません。ヘッジファンドの管理報酬も必要なく、取引口座の中でコストは完結します。」と語る。

◎派手なパフォーマンスより、トータルで負けない運用を目指すヘッジファンドの運用手法

 次に、現在までのストラテジーの運用状況について聞くと、「ヘッジファンドは大金を預って運用していますので、何より「負けない、損をしない」とうことを大変重視します。なぜなら、預り資金を減らしたらファンドは解散になってしまうからです。ヘッジファンドアルゴストラテジーに、派手な勝ち方や大儲けを期待される方もいらっしゃいますが、それよりもむしろ、ドローダウンや負けた場合の額が少ないことに裏打ちされた「安定した運用結果」をヘッジファンドは追求します。派手さはありませんが、トータルで着実に増やしていくことへの信頼が何より大事なことなのです。」と説明してくれた。もちろん全部のヘッジファンドアルゴストラテジーが常時利益を出せるわけではないが、取材時点では15本の内、途中経過でマイナス運用なのは3本だけであり、15本のトータルでは着実にプラスを維持しているという。



 最後に、同氏が考える「ヘッジファンドアルゴストラテジー」の利用方法について尋ねると、「ミラートレーダーの約5,000本のストラテジーは殆どがデイトレードで完結しますが、意外に「ヘッジファンドアルゴストラテジー」は、日足や時間足をベースにストラテジーが組まれていますので、スイング(数日間程度で一回の売買が完結)による取引が中心です。株の場合はHFT(High Frequency Trade=超高速取引)でミリセカンドの世界で取引が行われますが、為替の場合はヘッジファンドでもスイングが中心なのです。従ってストラテジーの入れ替えは1ヶ月に1回程度でも構わないと思いますし、1つのストラテジーに資金を集中させるのでなく、できるだけ満遍なくストラテジーを走らせることが理想です。場合によっては15本全部でもよいと思いますが、無理な場合は3~5本を走らせてトータルでの安定運用を狙う方が良いでしょう。この場合、基準にしているチャートで、「日足」 + 「時間足」のストラテジーをそれぞれ組み合わせるのも効果があるかもしれません。」と語った。





 ミラートレーダーの画面にログイン。以前は機関投資家しか利用できなかったプラットフォームが、現在ではミラートレーダーを通じて一般の個人投資家にも提供されている。 元々が機関投資家向けながら、コンセプトが「シンプル」という言葉通り、一般の投資家でも難なくオーダーの執行ができる。メニューの「ストラテジー」をタブをクリックすると画面がストラテジー選択画面に遷移する。



 ストラテジー選択画面に遷移すると「ヘッジファンドアルゴストラテジー」の選択画面が表示され、その右横に「マーケットベース(フィルタ)」などの各種メニューが並んでいる。



 もちろん、各「ヘッジファンドアルゴストラテジー」の損益曲線や運用金額の合計額など、様々なデータをチェックできるので、これらを基に自分にとってベストなストラテジーを見つけて注文を執行する。現在5社のヘッジファンドから15本のストラテジーが提供されているが、いずれも今後拡大していく予定だという。また、ヘッジファンドで作成された専用のストラテジーは、トレーデンシーのシグナルサーバーを経由して、各ブローカーの口座に提供され、注文が執行できる仕組みとなっている。





 ストラテジーを提供するヘッジファンドの企業&ストラテジー紹介のパンフレット(一部)。世界で初めて個人投資家に対して「ヘッジファンドアルゴストラテジー」を提供することに賛同し協力した企業だ。



 画期的といえるこのサービスは海外でも話題となり、複数のメディアでも取り上げられ紹介された。

 Finance Magnates.com 記事

 Tradency Turns to Hedge Funds to Deliver Quality Algos

 The next evolution of mirror trading is around the corner with Oz Golan from Tradency sharing details about the firm’s new offering


 Leap Rate.com 記事
 radency connects retail traders to institutional hedge funds for automated trading – Exclusive launch on LeapRate TV



 ミラートレーダーについて、詳しくはトレーデンシーの公式サイト(日本語英語)を参照いただき、同様に、公式サイトからは
「ヘッジファンドアルゴストラテジー」についての問い合わせも可能となっている。 

(取材、記事、編集・制作:グッドウェイ メディアプロモーション事業部 株式会社グッドウェイ )




09:57 | 写真:投資家向け




 

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