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2015/07/31

【トレーデンシー】日本代理店 インディ・パ本郷氏に聞く、ミラートレーダーの新フィルタ機能「マーケットベースフィルタ」。独自のアルゴリズムにより、5,000本のストラテジーからリアルタイムで今のマーケットにフィットした最適なストラテジーをピックアップ。

| by:ウェブ管理者


 「ミラートレーダー」を提供するトレーデンシー(本社拠点:イスラエル、CEO:リオ・ナバット氏)は、金融機関向けのソフトウェア開発とサービスを提供するテクノロージープロバイダーで、『知識によるトレード』モデルをベースに、テクニカル分析のアイディアをプログラム化したストラテジーによるアルゴリズムトレードを実現。以前は機関投資家だけが利用できた最先端のトレードツールであった「ミラートレーダー」を個人投資家向けにも提供することが可能になったことで、投資家は選択したストラテジーで自動売買を行ない、独自のポートフォリオを管理することができようになった。

 「ミラートレーダー」で提供されているストラテジーは、審査を通過したストラテジープロバイダーによって検証・監視されており、世界中から集結したストラテジープロバイダーが、各々ユニークなストラテジーを「ミラートレーダー」に提供している。

 グッドウェイは、トレーデンシーの日本で唯一の代理店であるインディ・パの代表取締役 本郷 喜千氏に「ミラートレーダー」に関するインタビューを実施。本年より新機能として追加されたストラテジー抽出の新たなフィルタ機能「マーケットベースフィルタ」について話を聞いた。



 本郷氏によれば、現在、「ミラートレーダー」には世界中からおよそ5,000本のストラテジーが提供されており、その中から、新フィルタ機能「マーケットベースフィルタ」によって絞り込まれた常時15本のストラテジーをユーザーに対して提案できる環境を提供できるようになったという。


 「新フィルタ機能は、マーケットのコンディションが変わっても、相場環境にマッチしたストラテジーがリアルタイムでピックアップされてユーザーに情報が提供されます。ロジックは全部はお話しできませんが、直近の90日間のパフォーマンスで、勝率(3ヶ月間の月間P/Lが連続してプラス)、利益(過去90日間のパフォーマンスから平均利益が10Pips以上)、取引回数(40回以上)、その他、最大ドローダウンなどの条件に合致した良好な成績をはじき出しているストラテジー15本をユーザーに提案します。」と本郷氏は語る。

 また、「相場環境にマッチしたストラテジーといっても、モニタリングしているのは相場の動きそのものではなく、設定したロジックによって、その動きを利用して好成績を上げ始めているストラテジーをリアルタイムでピックアップしてユーザーに提案します。」という。



 約5,000本のストラテジーの中から選びぬかれた15本がピックアップされる「マーケットベースフィルタ」だが、実際の利用イメージはどのようなものなのだろうか。

 本郷氏は「実際は15本全部を運用させるのも大変ですので、その中の上位5本を実際に走らせるイメージでもよいかもしれません。取引はほぼデイトレードで完結しますが、エントリーとエグジットを合わせて1回の売買とした場合、ばらつきはありますが、平均で1本で1日1回の売買が行われます。つまり、5本を走らせると1ヶ月でおよそ100回の売買が行われるということです。スイングは行われず、デイトレが基本ですので、売買回数はボラティリティに影響されることはありません。」とサービスの強みを語った。



 上図は実際に上位5本を運用した場合の2015年5月の実績。もちろん月間ベースでマイナスになってしまう月も発生するが、「2015年のマイナスの月は4月のみで、これを除いてはパフォーマンスは全ての月、プラスを維持しています。また、5月は売買回数も平均以上でした。」と本郷氏は語る。

 また、「ベースフィルタのほか、最新サービスとしてロジックを変更できるマイフィルタ機能も提供していますが、これについてはユーザーの使い方次第となります。個人的には、そのままベースフィルタで利用された方が勝率は高いと自負しています。」という。



 本郷氏は「リアルタイムでモニターされているといっても、実際のストラテジーの入れ替えは1週間に1回程度でも構わない。」という。そこで有効な情報ツールとなるのが、ログインしなくても取引状況やおすすめストラテジーがチェックができる「メール配信サービス」だ。定期的に受信できるメールで現在のパフォーマンスやストラテジー入れ替えの参考情報を見て、常に今の動きにフィットした最適なストラジー選択のサポートをしてくれる。






 トレーデンシーでは、各ブローカーが独自色を出すために、多様なアセットやマーケットを様々なデバイスでトレードすることができる。



 また、トレーデンシーは2015年7月2日(木)、3日(金)にグッドウェイが主催した「GMS2015:FinTechが導く金融サービスの未来~企業の経営モデルと人々のライフスタイル~」にも協賛し、ブースを出展したので、ご紹介したい。(開催レポートはこちら




(取材、:藤野 宙志、柴田 潔 /  撮影、記事、編集・制作:柴田 潔 株式会社グッドウェイ )



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19:20 | 写真:金融・IT業界向け




 

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