2016年12月18日(日)に東京金融取引所「くりっく株365」の専用ツール「岡三オンライン株365(リニューアルのプレス)」全面刷新のリリースを控えた岡三オンライン証券(以下、同社)は、12月14日(水)にメディアやブロガーを招いて新システムのお披露目を兼ねた発表会と記念セミナーを金融取プラザで開催した。
東京金融取引所内にある会場の金融取プラザには発表会開始時刻が迫るにつれ、多くのメディアやブロガーが集まり、開会を待つ。会場の一角には「岡三オンライン株365」のデモコーナーも用意された。
【挨拶】岡三オンライン証券 取締役社長 大杉 茂氏「2010年11月の「くりっく株365」上場時より取り扱いを開始。6年を経てシステム全面刷新へ」
フリーアナウンサー、ナレーター、セミナー講師として活動中の 浜田 節子さんの進行のもと、開会の挨拶に立った大杉氏は、「くりっく株365は先物と比べても「限月がない」、「配当が貰える」、「祝日も取引できる」という魅力的な商品。弊社は2010年11月の上場時から取り扱いを開始し、おかげ様で順調に残高や取引も増えてきているが、取引量が増えるにしたがって、お客様よりもっと優れたシステム、モバイル環境にも対応したシステム導入を要望する声を多数頂戴するようになったことから、この度システムを全面的にリニューアルすることになった。新システムは週末の18日(日)にリリースされるが、本日はそれに先だってお披露目の発表会を開催することになったので、懇親会も含め最後までお楽しみいただければ」と挨拶で語った。
【上場商品案内】東京金融取引所 証拠金営業部 証拠金営業グループ マネージャー 甕川 誇章氏「「くりっく365」、「くりっく株365」の概要と特長」
続いて「くりっく365」、「くりっく株365」を上場し、当日の会場を提供した東京金融取引所の甕川氏が同商品の概要と特徴についてをPR。「くりっく株365」については2016年11月末時点の証拠金残高が442億円と常に右肩上がりを継続しており、「レバレッジ取引」、「金利・配当相当額の授受」、「ほぼ24時間、祝日も取引可」、「NYダウを円貨で取引可」といったメリットについて詳しく解説。最後に同社HPに掲載されている「ヒストリカルデータベース」を紹介し、説明を終えた。
【新システム紹介】岡三オンライン証券 営業推進部 部長 百々 愼一氏「システム全面刷新で機能強化。エクセルを使って「くりっく株365」等の発注、システム売買までできる岡三RSSに特に注目」
百々氏は冒頭に、FX草創期から外資系システム提供を通じてFXビジネスに携わっていた経歴を簡単に紹介した後、「10年間にわたってシステムの変遷を見てきた中で、現在は非常によいシステムが提供されており隔世の感があるが、一方では「くりっく株365」のシステムという点では、業界全体として店頭FXや株式のシステムと比べて遅れている面があり、そうした背景から弊社のお客様からもシステムのアップデートの要望があったことで、今回リニューアルさせていただくこととなった。」と語った後、WEB版、リッチクライアント版のリニューアル内容を説明した。(詳しいリニューアル内容はこちら)また。最も注目して欲しいサービスとして、エクセルを使って「くりっく株365」等の各商品の発注からシステム売買までを可能とする「岡三RSS」や「RSS 365CFD」を上げ、その特長などについてデモを使いながら解説。同サービスの利用者であり、ストラテジーも組んでいる参加者のインタビューも行われた。
【セミナー】FXストラテジスト 志摩 力男氏「日経225、ダウ、FXの関連性、今後の動向について」
【トークセッション】志摩 力男氏 × FX友の会世話人 FX奈那子さん
発表会が終了後はリニューアル記念のセミナーが行われ、志摩氏が内外の金融・経済情勢をもとに為替や株価の動向を展望。また後半はFX奈那子さんも交えてトークショーが行われ、賑やかなトークで会場を盛り上げた。
その後、監視ルーム見学と懇親会が行われ、参加者は終了まで情報交換や歓談などをして過ごす。
「お客さまの声をカタチにする証券会社」として、特に高機能で使いやすい取引ツールに強みを持つ同社は顧客の要望を受け、業界全体として店頭FXや株式と比べ進化が遅れていた「くりっく株365」のリニューアルにいち早く取り組み、操作性・視認性の大幅向上や高機能化を実現するとともに、「RSS 365CFD」の利用によりリアルタイムの情報取得・加工から発注、および「くりっく株365」のシステムトレードも可能とすることで、投資家にとって使い道や利用の幅が大きく拡がっている点が、サービスの強みのひとつとなっている。
(取材、撮影、記事、編集・制作:柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )