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2012/06/10

【Google】 『iFXEXPO』キプロスでGoogle社主催のFX B2Bイベント開催

| by:ウェブ管理者



キプロスで開催!Google社主催のFX B2Bイベント『iFXEXPO』取材レポート

2012年5月30日(水)~31日(木)、トルコの南の東地中海上に位置するキプロス島のリゾート施設「グランドリゾートホテル」において、Google社主催のFX B2Bイベント『iFXEXPO』が2日間にわたって開催された。
キプロス共和国、通称キプロスはイギリス連邦加盟国、且つヨーロッパ連合加盟国で、オフショア金融センターの存在とEUの法律を背景とした営業メリットから、ロシア系など多くの企業が進出してFX会社を設立している。

iFXEXPO』イベントは、サービスプロバイダーとFXブローカーの相互のビジネスの成長機会を提供することを目的に開催された初のB2Bイベント。
プラットフォーム、サービス ・ プロバイダー、マーケティング、新しい業界の動向について多くのことを体感し、学ぶことが可能な場だという。

今回、グッドウェイは、イベントスポンサー関係者としてキプロスを訪れたインディ・パ代表取締役社長・本郷喜千氏から写真提供等の協力を得てレポートをお届けする。



開催前夜5月29日(火)にはウェルカムパーティーも催された今回のイベント、ブース出展は40社以上、世界中からブローカー、IB(Introducing Brokers)、ベンダーなど200社以上(400~500人)におよぶ金融・IT関係者がキプロスを訪れた。

『空港から会場のホテルまではタクシーで1時間もかかることもあり、日帰りで来場する方は殆どおらず、会場のホテル等に宿泊しながらイベントに参加する人が殆どでした。参加企業はイスラエル系が約7割と一番多く、またサービスの内訳としては「FX企業約20社の他、バイナリーオプションと国際送金・決済サービスのペイメント関連企業がそれぞれ5~6社、その他IB組合や弁護士事務所などといったブースもありました。ホテル全部が貸切なのでサービスに興味があればブースだけでなくラウンジや別室などホテルの施設を使ってプレゼンや商談が行われます。』(本郷氏談)

日本国内でもイスラエル系ベンダーの進出が目立つ昨今、元々イスラエルは、90年以降ハイテク産業の発展が著しく、ベンチャー企業が次々と生まれて新しくユニークな技術を生み出す技術立国としての地位を築き、数年前のデータでは米ナスダック市場に上場しているイスラエル企業は米国以外の国としてはトップとなっているという。





会場では日本では見られない切り口のトレーディングツール機能や関連サービスのPRがあちこちのブースで行われ、『例えばMT4とバイナリーオプションの融合といったサービスが一部では既に実装されているほか、ソーシャルネットワーク機能を搭載してプラットフォーム利用者同士でコミュニケーションしながら「ソーシャルトレーディング」が楽しめるプラットフォームのプロトタイプも展示されていました。現地のFXプラットフォームは今後益々ソーシャルトレーディング化の流れが加速していくことになりそうです。』(本郷氏談)

今回、日本からの参加はFX取扱企業が数社現地を訪れており、また1年後に再びGoogle社は同様のイベント開催を予定しているという。
FXリテール市場の世界最大シェアを持つ国として、次回は様々な意味で日本企業もより存在感を発揮できるイベントとなっていることに期待したい。

(撮影:インディ・パ 本郷 喜千氏  ヒアリング、記事、編集・制作: グッドウェイ 柴田 潔)

参考:パートナー企業
ダイヤモンド・パートナー(SPOTOPTION)、プラチナ・パートナー(alpari)、ゴールド・パートナー(FOREXPROS、FXSTREET.COM、FOREX MAGNATES)、シルバー・パートナー(Finotec)、ブロンズ・パートナー(leverate)


01:02 | 取材:金融・IT業界向け

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