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2018/12/03

【T&Iイノベーションセンター】銀行ビジネスのトランスフォーメーション、「TSUBASAアライアンス Finovation Challenge 2018-2019 第1回説明会」を開催!

| by:サイト管理者


 2018年11月5日(月)、T&Iイノベーションセンターは、オープンイノベーションオフィス「SENQ霞ヶ関」において、銀行ビジネスのトランスフォーメーション、「TSUBASAアライアンス Finovation Challenge 2018-2019 第1回説明会」を開催した。

 本コンテストでは、TSUBASAアライアンス参加7行(千葉銀行第四銀行中国銀行伊予銀行東邦銀行北洋銀行北越銀行)と特別協賛2行(武蔵野銀行滋賀銀行)が協働して銀行ビジネス変革に向けた新規事業創出を目指すという。


 会場となったオープンイノベーションオフィス「SENQ霞ヶ関」には、説明会の開始に先立ち続々と大勢の参加者が来場。



 開会の挨拶は、森本 昌雄氏(T&Iイノベーションセンター 代表取締役会長)が登壇。参加者へのお礼の言葉と共に、TSUBASAアライアンスの歴史や参加行のアセット(総資産54兆円、預金44兆円、貸出金33兆円、拠点数900超、職員数2万人超)、T&Iイノベーションセンターの会社概要や事業内容について紹介した。なお、この日の進行は、富樫 憲之氏(サムライインキュベート Manager Enterprise G)が務めた。



 「コンテストの開催概要」では、大矢 健太郎氏(T&Iイノベーションセンター フィンテック事業部 調査役)より開催概要やスケジュール、募集テーマ(既存技術や顧客にとらわれない全く新しい価値の創造、新テクノロジーによる地域課題の解決&地域資源の活用、デジタル化によるお客さま向けサービスの利便性・安全性向上、デジタル化による銀行内部業務効率化)や連携検討可能なアセットについて紹介。また、コンテスト参加メリットとして、地方銀行のネットワーク、全国各地域へアプローチ可能、出資、メンタリングを挙げ、募集要項や応募規約、コンテスト終了後の事業化検討などについて解説した。

 「TSUBASA FinTech共通基盤について」では、松本 大輝氏(T&Iイノベーションセンター フィンテック事業部 調査役)よりT&Iのビジョン、API基盤構築コンセプト、TSUBASA FinTech共通基盤全体像、実装済み公開API、当初ユースケースを紹介。



 質疑応答では参加者からの質問がリアルタイムでスクリーンに反映され、大矢氏、松本氏に加え、藤木 和彦氏(T&Iイノベーションセンター 取締役社長)が応じた。

 続いて、「TUBASAアライアンス各行のデジタル戦略と本コンテストへの期待」では、各参加行の担当者がそれぞれ登壇。



 1行目は、長嶋 明大氏(千葉銀行 経営企画部 フィンテック事業化推進室 室長)が登壇。

 2行目は、磯貝 和健氏(第四銀行 総合企画部 デジタルバンキング推進室 調査役)が登壇。



 3行目は、熊代 晃人氏(中国銀行 営業統括部 ICTイノベーションセンター 調査役)が登壇。

 4行目は、田中 彰氏(伊予銀行 総合企画部 デジタル企画室 課長代理)が登壇。



 5行目は、松本 大輝氏(東邦銀行 人事部付 参事役、T&Iイノベーションセンター フィンテック事業部 調査役)が登壇。

 6行目は、佐々木 勉氏(北洋銀行 フィナンシャルマーケティング部 FinTech戦略グループ 管理役)が登壇。



 7行目は、本間 弘氏(北越銀行 ダイレクトチャネル推進部 ダイレクト営業企画室 主任調査役)が登壇。



 パネルディスカッションでは、杉江 陸氏(Paidy 代表取締役社長 兼 CEO)、金谷 元気氏(akippa 代表取締役社長 CEO)、河合 辰哉氏(アソビュー 執行役員CFO 兼 コーポレート部長/一般社団法人熱意ある地方創生ベンチャー連合 事務局長)、森本 昌雄氏(T&Iイノベーションセンター 代表取締役会長)が登壇。モデレーターは成瀬 功一氏(サムライインキュベート 執行役員 Enterprise Group)が務めた。パネルの中では、各社の事業紹介に続き、Fintechを取り巻く環境、Fintech分野で新事業を生むやり易さ・難しさ、Fintechを活用する注目の業界・技術・対象、win-winになる地方銀行との連携方法、将来の日本のお金の在り方などのテーマについて、それぞれの私見を披露した。



 最後に、まとめの挨拶として藤木 和彦氏(T&Iイノベーションセンター 取締役社長)が登壇。お礼の言葉と共に、銀行と一緒に新しいビジネスに向けて本気で取り組んでいくという熱意を感じて頂き、ぜひ応募して欲しいと語り、締め括った。



 すべてのプログラムが終了し、同会場でネットワーキング懇親会が開かれ、乾杯の挨拶は杉江 陸氏(Paidy 代表取締役社長 兼 CEO)が務めた。飲み物を片手に歓談のひと時を過ごした。

 中締めの挨拶は、長嶋 明大氏(千葉銀行 経営企画部 フィンテック事業化推進室 室長)が行われ、一丁締めで締め括った。



 「TSUBASAアライアンス Finovation Challenge 2018-2019」では、地方銀行ならではのネットワーク、知見、ビジネスモデルとコラボレーションし、銀行の枠組みにとらわれな画期的なアイデアを広く募集するという。応募締め切りは、2018年12月3日(月)。その後、書類選考と面談選考を経てアイデアをブラッシュアップし、2019年3月上旬にDemoDayが行われる。今後の展開に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




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