【マネーフォワード】クラウドが時代を変える、ビジネスを加速させるイノベーション「MFクラウド Expo 2018」を開催！ - グッドウェイ：金融・IT業界・フィンテック情報ポータルサイト（GoodWay Fintech）

2018/12/02	【マネーフォワード】クラウドが時代を変える、ビジネスを加速させるイノベーション「MFクラウド Expo 2018」を開催！	\| by:サイト管理者

　2018年10月5日（金）、マネーフォワードは、港区・赤坂にあるANAインターコンチネンタルホテル東京において、「MFクラウド Expo 2018」を開催した。

　2,000名規模のイベントとあり、会場の受付には朝から多くの来場者が訪れ、オープニングムービーの映像と共に幕を開けた。

　開会挨拶では、辻庸介氏（マネーフォワード代表取締役社長 CEO）が音声認識による挨拶を行いながら登壇。来場者へのお礼の言葉と共に、5回目の開催を迎える今回のテーマ「イノベーション」について解説。第4次産業革命までの歴史を振り返りつつ、デジタル革命の加速によりあらゆる業態が変革していくとし、今後、営業・マーケティング、人事・労務、販売・顧客管理、財務・会計、総務・法務、コミュニケーションなどのサービスがつながり、データ活用による生産性の向上、AIによる企業ごとの個別最適化された意思決定が可能になるなど、これからの変革に向けた機会として、この日のアジェンダを紹介した。

　最初のセッション「ブロックチェーンを味方にできる企業」では、妹尾賢俊氏（TRENDE 代表取締役社長）、神田潤一氏（マネーフォワードフィナンシャル代表取締役社長）が登壇。瀧俊雄氏（マネーフォワード取締役執行役員兼 Fintech研究所長）がモデレーターを務めた。ブロックチェーンが、今後どのように役に立っていくのか、それぞれの自己紹介や事業紹介に続き、瀧氏よりブロックチェーンの定義や使用する理由、幅広い可能性について解説。

　妹尾氏より、「ブロックチェーンを活用するTRENDEの取り組み」と題して、再生可能エネルギーを普及させるために、P2P電力取引において個人間による電力取引を実現すべく、直接売買により無駄な中間マージンを取り除くことで、電気をより高く売り、より安く買えるプラットフォームを提供するための実証実験に向けた準備を進めている取組みとして、「あしたでんき」、「ほっとでんき」の二つのサービスについて紹介。

　その上で、電力業界はパラダイムシフトが起きている金融業界と同じ匂いがするとし、顧客視点のUXによる変わる電力の未来像を予想し、電気の小売りが自由化されている中、太陽光パネルによる電力の広がりを、低金利が続く金融業界と同じ環境にあると捉え、新電力の参入を含め、技術動向と電気の小売りの競争による収益性の淘汰の未来を見据え、タイムマシン経営として、金融業界から、電力業界へ転身した理由について語った。妹尾氏は、今後、デバイスである電力メーターとP2P電力取引における分散処理においてブロックチェーンは親和性があり、技術的にヒットすると見ているという。

　また、ブロックチェーンで未来はどう変わるか、中央集権から分散型社会におけるブロックチェーンの在り方について言及。妹尾氏、神田氏、それぞれが注目している企業や取り組み、ユースケースについて語った。

　続いてのセッション「経営を前に進める企業変革」では、富山浩樹氏（サツドラホールディングス代表取締役社長）、山井太氏（スノーピーク代表取締役社長）が登壇、辻庸介氏（マネーフォワード代表取締役社長 CEO）が司会を務めた。富山氏と山井氏より、それぞれの会社紹介に続き、「コミュニティづくり」や「経営者として直面した壁」などテーマ毎に、それぞれの取組みや私見が披露された。

　その後、働き方改革、活用事例、業務改善、トレンドなど多数の講演が終日にわたり開催されたほか、クラウドサービスアワード2018の表彰や、ネットワーキングパーティが行われた。

　「MFクラウド Expo 2018」では、企業変革を実現させた経営者の体験談や最新のクラウドサービスの紹介を通じて、経営課題を解決したいリーダー層へのヒントを届けていくという。当日の「MFクラウドExpo2018サマリ動画」も、ぜひ参照されたい。

（取材、撮影、記事、編集・制作： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

18:06 | 写真：金融・IT業界向け

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