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2021/11/24

【山形県】山形の起業・創業のための拠点施設がグランドオープン!「スタートアップステーション・ジョージ山形」オープニングセレモニー&オープン記念イベントを開催!

| by:ウェブ管理者

 2021年11月18日(木)、山形県は、山形駅直結の霞城セントラルに新しくオープンした起業・創業のための拠点施設となる「スタートアップステーション・ジョージ山形」のオープニングセレモニーおよびオープン記念イベントを開催した。

 創業・ビジネスアイディアの相談が気軽にできる本施設では、県内外のビジネスパーソンが快適に仕事ができるコワーキングスペース等も併設し、利用者同士の活発な交流による創発を促すオープンイノベーション拠点としての利用が見込まれている。 

オープニングセレモニー




   中川さん(公益財団法人山形県企業振興公社)の進行でオープニングセレモニーの冒頭挨拶に立った安房 毅氏(公益財団法人山形県企業振興公社 理事)は、企業振興公社が60周年を迎えた節目の年に、県の全面的な支援を得ながら新たな取組みとしてスタートアップ支援の拠点がオープンした事の喜びを冒頭に述べた。また、施設にはスタートアップに関するワンストップ相談窓口、コワーキングスペース、さらにはビジネスパーソンの交流も可能な3つの機能が備わっているとして、施設から多くのビジネスが誕生し、本県産業経済の更なる発展に繋がるよう引き続き尽力していきたいと述べて挨拶とした。

 吉村 美栄子氏(山形県 知事)は続いての祝辞で、本県経済が新型コロナウイルスの大きな影響で廃業を余儀なくされる事業者も多くいる中で、ウィズコロナ、アフターコロナに向けて事業再開や事業再出発そして新たなビジネス創出による経済活性化は欠かせないとして、これまで県では4月からジョージ・ヤマガタ氏 Presents によるオンラインセミナーを継続開催し、「スタートアップステーション・ジョージ山形」オープンに向けた機運醸成や、起業に関心のある方々のコミュニティ形成を図ってきたことを紹介。この拠点ができたことで、山形県の起業・創業が大いに活性化し、山形県の経済が繋がって好循環になることを期待したいと来賓挨拶で語った。

    さらにジョージ・ヤマガタ氏のビデオメッセージでは、施設名称に自身の名前を付けてもらったことに対して山形県関係者の懐の深さ、遊び心そして暖かさに感謝の言葉しかないと謝辞を述べ、セミナーはコロナによる移動制限があろうともイノベーションの火を決して絶やしてはならないという決意のもと、毎週木曜日に開催してきたことを共有。現在では県内外から約600名の会員登録があり、その中で200人余りが首都圏の経営者を中心として参加されている事や、セミナーを通じて実現されつつある事業も紹介した上で、コロナ克服や山形経済の再生、そしてポストコロナパラダイムにおいても、山形県がこれまで以上に光り輝く土地であり続けて欲しいと述べて挨拶とした。



 「スタートアップステーション・ジョージ山形」は、躍動感のあるセミナーの演出が可能なコミュニケーションステップ、フリーアドレスゾーン、ノマドデスク、3つのミーティングルーム等を備えている他、山形県内の12箇所のコワーキングスペースと常時接続され、いつでも相談、情報交換などのコミュニケーションが取れる環境が整えられている。多くの方に愛される拠点になり、全国・全世界と繋がっていけるよう祈願しつつ、関係者、来賓によるテープカットが行われた。

オープン記念イベント



 記念セミナーで進行を務めた正野 裕太郎さん(山形県 産業労働部中小企業創業支援課 主任主事)は冒頭、今回は普段のジョージ・ヤマガタのオンラインセミナーの特別版で、オープンセレモニー出席者も参加するハイブリッド開催の形式でお送りすると挨拶。

記念講演
「地方での起業、チャレンジの可能性」
  

 講演で小松 洋介さん(特定非営利法人アスヘノキボウ 代表理事)は、立場の異なる組織が壁を越えてお互いの強みを出し合い、社会的課題の解決を目指すアプローチ「Collective Impact」の仕組みを解説しながら、地方の強みを活かした起業の仕方やビジネス創出について分かり易く講演した。

座談会
 「地方での起業、チャレンジの可能性」
  

 座談会には廣川 克也さん(慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス インキュベーションマネージャー、一般財団法人SFCフォーラム 事務局長 SFCフォーラムファンド ファンドマネージャー)、小松 洋介さん(特定非営利法人アスヘノキボウ 代表理事)が出演。モデレーターを小野寺 忠司さん(山形大学 国際事業化研究センター センター長)が務めた。


 座談会では、鎌倉にあるコワーキングスペース「HATSU KAMAKURA」の紹介、および地域に合ったコワーキングスペースの在り方や地域住民との繋がり方、地域・地方の弱みを逆に活かした取組み、単独で行動するユニコーンと相反し群れで行動し、社会貢献を第一目的とするゼブラ(シマウマ)的発想による新しいビジネス創出等について語り合いつつ、出会いや気付きの場として各地のコワーキングスペースが有効に活用されることに期待するとして座談会を終えた。

 次回のジョージ・ヤマガタ氏オンラインセミナーは番外編として、第2回山形県とタイとの交流「Why Visit Thailand&Yamagata?」を、11月24日(水)16時00分から開催する予定だ。

(記事、編集・制作、一部写真提供:山形県: GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )







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