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2018/05/01

【NTTデータ・グローバル・テクノロジー・サービス・ジャパン】東京都でのAI/チャットボットによる自動応答の共同実証実験に参画~チャットボットによる自動応対の効果を検証し、納税者サービスの向上を目指す~

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータ・グローバル・テクノロジー・サービス・ジャパン(以下:NTTデータGTSJ、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中村 茂樹)は、東京都主税局(以下:東京都)が実施する「納税者からの一般的な問合せに対して自動応対を行うチャットボットの実証実験」に2018年5月から参画します。

当実証実験にて、東京都ではチャットボットによる応対の有効性を評価のうえ、税務行政における導入効果等を検証します。

NTTデータGTSJは、東京都でのAI/チャットボットの導入プロセスや効果をモデルケースとして、他の自治体でもAI/チャットボットを活用できるよう導入プロセス・雛形を確立し、全国自治体の業務効率化やサービス向上を支援していきます。

【背景】
東京都は『見える化改革報告書「税務行政」』(2017年12月公表)における改革のひとつとして、「納税者からの意見・要望等を反映させる仕組みを構築し、更なる納税者サービスの向上へつなげていく」ことを掲げ、AI等の最新のICT技術により、それらを実現できないか検討を進めています。

今回、上記改革の取り組みの一つとして、東京都は「納税者からの一般的な問合せに対して自動応対を行うチャットボット」をテーマに実証実験の協力者を公募し、その一社としてNTTデータGTSJが選定されました。


【概要】
実証実験は参画する複数社で分担され、NTTデータGTSJは「自動車税に関する案内」を担当します。東京都はこれまでに蓄積されている自動車税に関わるFAQを提供し、NTTデータGTSJは株式会社NTTドコモの開発したチャットボットプラットフォームである「Repl-AI(レプルエーアイ)」を活用することで、一般的な問い合わせに対して自動応対を可能とするチャットボットの構築を実施します。

納税者は、東京都の公開ホームページ上のリンクからチャットボットへアクセスします。納税者から入力された問い合わせに対し、チャットボットが回答を行います。

実証実験では、実際に納税者からの問い合わせをチャットボットが応対することで、休日・夜間などの時間外の応対を可能とする、ホームページでの検索が不慣れな納税者でも簡単に回答を得られる等、納税者向けサービスの向上に効果的か検証します。

【役割】

東京都 :行政実務に関する知識(FAQ)、経験、実証フィールド等の提供
NTTデータGTSJ :「Repl-AI」を活用したチャットボットの構築、実証実験の実施に関わる支援等

【実証実験の実施期間について】

主税局ホームページで下記期間にチャットボットの一般公開を予定しています。
・2018年5月1日(火)~5月21日(月)
・2018年6月4日(月)~6月15日(金)

【今後について】
・東京都
 本実証実験の結果を踏まえ、今後の納税者サービスへの活用を検討していきます。

・NTTデータGTSJ
 NTTデータGTSJは、本実証実験をモデルケースとして導入プロセス・雛形を確立するとともに、今回の実証実験で得た知見を生かし、全国の自治体へのAI/チャットボット活用を支援していきます。


原文はこちら
http://news.jp.nttdata.com/c.p?02czK2g1VW

16:06 | IT:一般
 

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