(1)開発背景 近年、自動車業界は、「100年に一度の大変革の時代」と言われるように、CASE※1およびMaaS※2の進展により、自動車を「所有」から「使用」へといったお客さまの価値観の変化や、少子高齢化などの要因に伴い、大きな転換期を迎えています。 このような環境の変化により、今後マイカーを手放す方やマイカーを持たない方が増加していくことが予想されています。自動車保険では、お客さまの日常生活での他人への賠償責任やご自身のケガの補償など、運転中以外の補償もご提供してきましたが、「自動車保険を解約しても、日常生活で必要な補償は残したい」といったお客さまの声もいただいていたことから、運転中以外の移動中のリスクを幅広く補償し、安心・安全な移動を支援する新商品を開発しました。 ※1 Connected(つながる)、Autonomous(自動運転)、Share(共有)、Electric(電動化)の頭文字をとったもの。 ※2 Mobility as a Service (移動のサービス化)の頭文字をとったもの。