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2017/03/01

【マネックス証券】堀江 貴文氏が松本 大氏と「宇宙、人工知能・機械学習、ロボティクス」について特別対談!2,000名の顧客を招いての「お客様感謝Day2017」を東京ドームシティホールで開催!

| by:ウェブ管理者


 

 2017年2月25日(土)、ネット証券大手のマネックス証券(以下、同社)は、同社の口座開設者を無料で招待し、毎年恒例の「お客様感謝Day2017」を東京ドームシティホールで開催した。

 今回は特別ゲストにSNS media&consulting ファウンダー 堀江 貴文氏が招かれて、同社 代表取締役会長CEO 松本 大氏と特別対談を行ったほか、例年同様に著名講師陣による「2017年の世界経済の見通し」、証券ディーラーや個人トレーダーによる「トレーダー座談会」など盛り沢山のプログラムが提供され、2,000名を収容するホールはほぼ満席になる盛況ぶりだった。



 快晴に恵まれた開催当日。開場時間の午後1時を過ぎると参加者が続々と会場を訪れ始め、展示会場でパンフレットなどを受け取りながら講演会場に次々と入場していった。



 東京ドームシティの丸い建物のMEETS PORT(ミーツポート)の地下に広がる東京ドームシティホール。普段はエンタテインメント・ホールとしての利用が多いだけあって、客席の配置と高性能の音響・照明システムから生まれる臨場感と一体感が際立つ会場だ。



【開演挨拶】マネックス証券 代表取締役会長CEO 松本 大氏「リスクがあるからこそ投資やトレーディングには大きなチャンスがあり、技術の進歩についても理解できればさらにチャンスとなる。」


 総合司会を務めるフリーアナウンサー 大橋ひろこさんの紹介で登壇した松本氏は、「お客様のご要望に応え、継続して安定したシステムを提供するために年末年始に同社自ら作ったシステムへの移行を行ったが、取引については初日から稼働した一方で、昔あった表示が見られなくなったなど、細かなところでご不便をお掛けしたことをお詫びしたい。改善に対する対応も現在は行っており、今後はより安全で便利、快適な環境を構築したい。」と冒頭に語った。

 さらに、「トランプ氏の当選やBrexit(ブレグジット)などで世界は大きく変わってきた。中国や北朝鮮、ロシアなどの要因で不確実でダイナミックな時代になってきており、そこに大きなリスクも生まれてきている一方、技術の革新も進んできており、トランプ氏の大統領当選の背景にはデータ解析や人口知能のようなものがあったということが分かってきている。」として、「リスクがあるからこそ投資やトレーディングには大きなチャンスがある。同様に技術の進歩も、それについて理解できればさらにチャンスとなる。そうしたことを踏まえて、本日の講演を参考にしていただければ」と挨拶で語った。




【はじめに】マネックス証券 チーフ・アナリスト 大槻 奈那氏、チーフ・ストラテジスト 広木 隆氏「2017年投資戦略・マーケットアウトルック」

 開演挨拶の後を受けて登壇した大槻氏は、「大きな転換点を迎える日米金融市場の行方」と題して、日米の経済指標や金融政策の現状や見通しについて解説し、米国の利上げと日本の金利低位安定により為替は安定的に円安が見込まれるも、国際的な政情要因は読み難いことから、機動的な資産配分が重要と語った。

 また、広木氏は金利や株価などの動きについての見解を示しつつ、大局観として今後意識しないといけない点は、第4次産業革命、AI、ブロックチェーン、ビッグデータ等によるイノベーションおよびテクノロジーの進化、そしてシェアエコノミー、SNSなどミレニアム世代
(1980年代から2000年代初頭に生まれた10代、20代の若者の総称)の消費・嗜好の変化を読み解くことが重要だと解説した。




【特別対談】SNS media&consulting ファウンダー 堀江 貴文氏 × 松本 大氏「対談テーマは、宇宙、人工知能・
機械学習、ロボティクス」

 対談冒頭に、どうしてそんなに好奇心が旺盛なのか、松本氏から質問された堀江氏は、「子どもころの好奇心をそのまま引き継いでいるだけで、新しいものにはトライする考え方だ。」として、「現代はテクノロジーが進化して一人でもできることが増えた。例えば個人投資家であれば、20年前であれば100万や200万円で個人投資家になることは考えられなかったが、今ではワンコインでも株が買える時代になって可能性がすごく拡がっている。」と述べて、投資へのチャレンジが容易となった現在の環境について前置きで触れた。

 その後、飛躍的な成長が予想されるセクターとして、堀江氏も深くかかわる、「宇宙」への想い、取組、技術、関連銘柄などが紹介されたほか、「人工知能・機械学習(ディープランニング/深層学習)」、および「ロボティクス」の現状と可能性について、松本氏と様々な意見を交わし合った。



【協賛PR&マネックス証券サービス案内】米国株取引サービスにイメージキャラクターに伊藤千晶さんを起用


 休憩時間中には協賛企業のプレゼンテーションが行われ、各社が自社の商品やサービスを来場者にPRした。(写真上部左から、スパークス・アセット・マネジメント東京金融取引所

 また、講演の合間にはサービス案内も行われ、同社が取り扱う米国株についてのサービス概要、メリット、お得な情報などが紹介されたほか、米国株取引サービスのイメージキャラクターに起用された伊藤千晶さん(オスカープロモーション所属)も登壇し、にこやかな笑顔でサービスをPRした。同社は、大学で経営学を専攻している伊藤千晶さんをイメージキャラクターに起用することで、グローバルな視点で米国企業経営にも興味を持つ若い世代や、米国株投資未経験者を含むより幅広い投資家層に、「米国株取引ならマネックス証券」というブランドイメージを訴求したい考えだ。



【トークショー】松本 大氏 × 山和証券 執行役員ディーリング部長 工藤 哲哉氏 × 個人投資家 テスタ氏 「トレーダー座談会」

 トークショーにディーラーとして登壇した工藤氏は、国内最大のディーラーの数を誇る山和証券のディーリング部長であり、テスタ氏は日本を代表するカリスマトレーダーであるとモデレーターを務める松本氏から冒頭に紹介されて座談会がスタート。立場の違う二人のトレーダー(ディーラー)に元トレーダーである松本氏が加わり、「①トランプ大統領就任で変わったことは?」、「②有事(急激な相場変動)の際はどう対応している?」、「③ネット証券に求めること」、「④トレーディングに対する情熱」という4つのテーマについて、3名による意見交換が行われた。



【パネルディスカッション】松本 大氏 × 岡崎 良介氏 × 志摩 力男氏 × 広木 隆氏 × 大槻 奈那氏「どうなる2017年 世界の相場と為替の行方は?」

 最後のパネルディスカッションでは、松本氏、広木氏、大槻氏に加え、マーケット・アナライズ・コメンテーター 金融ストラテジスト 岡崎 良介氏(上写真左から2人目)、元ヘッジファンドマネージャー 志摩 力男氏(同3人目)が加わって、大橋アナの進行のもと、相場の見通しについて活発なトークが繰り広げられた。

 スクリーンには各々の「年末までの日経平均、米ドル/円、ユーロ/円などの高値と安値の予想」が順に映し出され、その根拠や背景についてパネリストがそれぞれ解説。その後、「2017年のお勧めの資産配分は?」についてもそれぞれが推奨する配分比率が紹介された。




【プレゼント抽選会&閉会挨拶】豪華賞品の進呈後、松本氏の挨拶により盛況のもと閉会。

 全ての講演が終了後、プレゼント抽選会が行われ、10万円旅行券などの豪華賞品の抽選が行われた後、閉会挨拶によって全てのプログラムが終了した。



 展示会場には主催&協賛企業のブースや書籍販売コーナーが並び、講演の合間や閉会後も来場者で賑わいを見せた。


 今回の感謝Dayでは、特に「米国株」のPRが行われたが、最後に同社のサービス案内のセッションで紹介された概要を掻い摘んで紹介したい。

【5つのメリット】
①手数料「オンライン証券最低水準~約定金額の0.45%/最低5米ドル~最大20米ドル」
②取扱銘柄「銘柄数3,000超」
③取引時間「時間外取引に対応&リアルタイム株価での取引環境」
④ツール「最高水準のツール「トレードステーション」、スマホ環境も3月に開始予定」
⑤特定口座「主要オンライン証券初!特定口座に対応」

 また上記に加え、「米国株取引デビュー応援!」手数料キャッシュバックキャンペーンの実施、および国内初の米国ETF手数料実質無料プログラム「ゼロETF」開始についても紹介が行われた。日本以上のパフォーマンスを上げている米国株式市場にご興味のある方は同社WEBサイトで詳細をご覧いただきたい。

取材、撮影、記事、編集・制作:柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )







21:31 | 取材:投資家向け

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