「海外ビジネスEXPO 2022東京」は東京・大阪・福岡の全国3都市で毎年開催されている展示会で、今回は「グローバル化こそ日本企業の未来！～最新の海外ビジネストレンドを知り、激動時代を乗り切ろう～」と銘打ち、終日に亘って展示や4会場（A～D）での講演が行われた。ここでは講演の一部と展示会場の様子を写真でご紹介したい。
【A会場】大村 晶彦氏（COUXU 代表取締役）「いますぐ、小規模ではじめる！「海外販路拡大手法のトレンド」を徹底解説～リソース0でも1年間で5カ国に代理店を獲得し4億円売り上げた方法とは！？」の講演では、現在の海外市場の最前線を知れる海外現地の最新情報や海外バイヤーが今欲しい商品、海外に販路開拓を瞬時に行う方法などが紹介された。
【B会場】三浦 治義氏（合同会社ミラジャパン 共同代表）は「アメリカに売る」の講演で、カントリーリスクの無いアメリカ市場で23年間、日本製品を販売して経験を踏まえて、コンサル的ではない、アメリカのリアルなビジネスについて解説した。
【C会場】マーク・ケネディ氏（Nexdigm ビジネス開発部 カントリーヘッド）は、「（中国プラス１で考える）日本からインド進出のいろは～インド現地企業が語る！最新インド市場～」で、インドでビジネスを行う上での重要なポイントについて解説した。
【D会場】菅原 渉氏（CAFE24 JAPAN 執行役員）は「失敗しない越境ECの始め方」をテーマに、失敗しない越境ECの始め方について、注意点やシステム、パートナー選びなど実践的な内容を共有した。
2日間にわたる4会場での講演のほか、展示会場では海外進出支援コンサルタントや市場調査会社、法人設立、販路拡大/営業支援、海外EC支援等のアウトバウンド関係企業、Webシステム開発やスマホアプリ開発、ゲーム開発等のアウトソーシングおよびインバウンド関係企業の出展ブースが立ち並び、多くの来場者で賑わいを見せた。
少子高齢化による市場縮小や、経済のグローバル化に伴い、海外展開が日本企業の戦略上の優先課題となるなか、1日で海外ビジネスに関するあらゆる情報が取得できる「海外ビジネスEXPO」が、今後もますます活況となることを期待したい。
次回の海外ビジネスEXPOはオンラインで2023年2月14日（火）～16日（木）に開催予定となっている。
