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2022/07/01

1日の中国本土市場概況:上海総合0.32%安、利益確定売りが重し

| by:ウェブ管理者
*17:15JST 1日の中国本土市場概況:上海総合0.32%安、利益確定売りが重し
1日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比10.98ポイント(0.32%)安の3387.64ポイント(上海A株指数は0.32%安の3550.33ポイント)と小反落した。


利益確定の売りに押される流れ。心理的節目の3400ポイント付近でもみ合う展開だった。ただ、下値は限定的。経済指標の改善や新型コロナウイルスの感染収束に伴う景気回復への期待感が続いている。午前中に発表された財新の6月中国製造業購買担当者指数(PMI)は51.7となり、市場予想(50.1)を1.6ポイント上回った。4カ月ぶりに節目の50を回復している。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、ホテル・観光の下げが目立つ。黄山旅遊発展 (600054/SH)が8.2%安、中青旅控股(600138/SH)が6.1%安、北京首旅酒店(60025/SH)が5.0%安で引けた。チベットで旅行代理店を展開する西蔵旅遊(600749/SH)がストップ安している。


印刷・包装、交通運輸、メディア・娯楽も安い。印刷関連事業の成都博瑞伝播(60088/SH)が6.2%、上海国際機場 (600009/SH)が4.5%、出版社の北方聯合出版伝媒(601999/SH)が1.0%ずつ下落した。発電株、醸造株、金融株、家電株なども売られている。半面、農薬や環境保護、非鉄金属がなどは買われた。


一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が1.12ポイント(0.36%)安の308.38ポイント、深センB株指数が3.18ポイント(0.27%)高の1202.51ポイントで終了した。

香港市場は香港特別行政区設立記念日で休場。4日から取引を再開する。

亜州リサーチ(株)





《FA》

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