サヴィス・コミュニケーションズ株式会社オープン型クラウドサービス「Savvis Symphony Open」国内サービス開始記念セミナー 取材レポート!
2012 年2 月20 日(月)、東京都港区六本木の六本木ヒルズ森タワー51 階にある六本木ヒルズクラブ「ザ クラブルームⅠ」において、サヴィス・コミュニケーションズ株式会社による、オープン型クラウドサービス「Savvis Symphony Open(サヴィス・シンフォニー・オープン)」のリリースに合わせた記念セミナーが開催された。 セミナーでは、アジア地域統括社長 兼 サヴィス・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役社長のマーク・スミス氏、およびサヴィスUS本社よりクラウド・サービス担当副社長 兼 ゼネラル・マネージャー ダニエル・パットン氏をスピーカーとして迎え、サヴィスの営業本部長 越田 太郎氏からサヴィスの概要と取組みについて会場に集まった約100名の出席者に対し説明が行われた。 サヴィスは、1995年に設立され、2000年にNASDAQへ上場、売上高は約1,000億円(2010年度実績)で従業員2,500人、アジア、北米、欧州の主要都市で50のデータセンターを展開している。また、2011年には米国3位の通信会社CenturyLink社がサヴィスの買収を発表、高速なネットワーク基盤を活かして相互接続することでグローバルな統一基準のサービスレベルを持つクラウドサービスとマネージドサービスを提供し、ミッションクリティカルな金融機関向けの実績を数多く持つという。 その後、日本ヒューレット・パッカードのクラウドソリューション部ITスペシャリスト 辻村 洋太郎氏より「Savvis Symphony Openを支えるHPインフラ製品の実力」について、東急リバブルIT推進部 島村 誠一氏より「Savvis Symphony Open採用の理由」について、それぞれ詳しく語られた。 セミナー後は、隣接する会場でネットワーキング(懇親会)が催され、六本木ヒルズ森タワー51階にある六本木ヒルズクラブからの素晴らしい展望を眺め、食事を取りながら、出席者同士で名刺交換や意見交換などが活発に行われた。 また、最後の帰り際には、参加者の一人一人に対して特製の折畳み傘が配られた。
リーマン・ショックや震災を通じて、企業のITシステム投資の方向性は、設備の「所有」からサービスの「利用」へと方針転換する動きが広がっており、IT資産のオフバランス化、クラウド型サービスの拡大と、各システムのライフサイクルを把握した金融システム再構築プランの策定は、今後の筋肉質な金融事業運営には欠かせない重要なテーマとなっており、クラウドによる資源の最適化、人的リソースの本来業務へのシフトは待った無しの状況にある。 急速に進む金融サービスのクロスボード化、グローバル化を支えていくクラウドサービスの有効な活用事例とその取組みに注目していきたい。(取材・記事:藤野宙志 編集:柴田潔)「写真提供:若色写真事務所(Wakairo Photography)」-以上-
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