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2018/11/20

【野村證券】「Russell/Nomura日本株インデックス」の年次銘柄入替について

| by:ウェブ管理者
■Russell/Nomura Total Marketインデックスは除外89銘柄、組入れ100銘柄

野村證券とFTSE Russell Indexesはこのたび、Russell/Nomura日本株インデックス・シリーズの定期(年次)銘柄入替を行いました。全上場銘柄の時価総額(浮動株調整済み)の98%をカバーするRussell/Nomura Total Marketインデックスの構成銘柄数は1,600銘柄となりました。構成銘柄の詳細は、野村證券金融工学研究センターのウェブサイト(http://qr.nomura.co.jp/jp/index.html)をご覧ください。

今回の入替でRussell/Nomura Total Marketインデックスは89銘柄が除外、100銘柄が組入れられ、入替後の構成銘柄数は1,600銘柄、時価総額は約420兆円となりました(2018年10月15日時点、時価総額は浮動株調整済み)。

スタイル別インデックスは、Russell/Nomura Large Capインデックスの定期入替後構成銘柄数が350銘柄で、今回の定期入替による構成銘柄数の増減はありません。Large CapインデックスのサブインデックスであるTop Cap、Mid Capの構成銘柄数にもそれぞれ増減がありませんでした。一方、Russell/Nomura Total Marketインデックスの時価総額の下位15%で構成されるSmall Capインデックスの構成銘柄は1,250銘柄になりました(図表1)。

バリュー、グロースインデックスは、Total Valueインデックスで118銘柄が除外、104銘柄を組入れ、Total Growthインデックスでは172銘柄を除外、133銘柄が組入れられました。その結果、時価総額回転率(片側)はTotal Valueインデックスが12.4%、Total Growthインデックスが12%となりました(図表2)。前回の年次入替と比較して回転率はやや上昇しましたが、上昇の程度は過去5年間の平均的な水準を大きく逸脱するものではありませんでした。業種別で見ますと、大型株では「電気機器」と「建設業」セクターでバリューウエートが増加し、また、「小売業」と「医薬品」セクターでグロースウエートの増加が見られました(図表3)。しかしながら、小型株では「銀行業」と「非鉄金属」セクターでバリューウエートが増加、「情報・通信業」と「サービス業」セクターでグロースウエートが増加するなど、大型株とは傾向が異なりました。


原文はこちら
https://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20181120/20181120.pdf

15:05 | 金融:証券
 

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