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2018/07/25

【Antuit】サイバーセキュリティ対策事業「CYFIRMA」、 仮想通貨取引所及びブロックチェーン関連企業向け ソリューションを新たに提供開始

| by:ウェブ管理者
ビッグデータ分析のグローバルコンサルティング企業、Antuit(アントゥイット)ホールディングス(本社:シンガポール、日本法人:Antuit株式会社)は、サイバーセキュリティ対策事業「CYFIRMA(サイファーマ)」において本日より、仮想通貨取引所及びブロックチェーン関連企業向けに業界初となる「サイバーリスク・脆弱性アセスメントソリューション」を提供開始します。

CYFIRMA独自のAI(人工知能)と機械学習を駆使したサイバーインテリジェンス分析プラットフォームを使った本ソリューションは、分散ネットワークにおいて整合性が求められる仮想通貨取引所及びブロックチェーン関連企業の全てのエントリーポイントとインターフェースポイント(ウェブ、モバイル、プラットフォーム)におけるリスクを包括的に分析し、継続的でリアルタイムなサイバー対策を支援します。

仮想通貨取引所及びブロックチェーン関連企業の市場規模は数10億ドル(数1,000億円)に上ります。この分野を標的にするサイバー攻撃件数は近年、仮想通貨の世界的な導入と急速な需要拡大に伴い、大幅に増加しています。直近では以下のようなサイバー攻撃事例がありました。

・2018年6月:台湾の仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)は、サイバー攻撃によりビットコイン価格が2%下落し取引を一時停止した。8月には120,000ビットコインが搾取され、取引を一時中断した。

・2018年1月:日本の主要な仮想通貨取引所、コインチェックからハッカーが580億円相当の仮想通貨XEMを盗み出した。

・2017年12月:韓国の仮想通貨取引所 YoBit(ヨービット)がデジタル資産の17%を失い、その後破産申請した。

・2017年12月:最大の仮想通貨採掘市場の1つであるNiceHash(ナイスハッシュ)から約76億円に相当するビットコインが盗み出された。

CYFIRMA事業Chairman & CEOのKumar Ritesh(クマー・リテッシュ)は以下のように述べています。

「仮想通貨取引所のセキュリティ対策は、取引所の成長や通貨の価値上昇に追い付いていません。サイバー攻撃者は採掘者(マイナー)を含むブロックチェーン全体を標的にし、IDやウォレットアドレスなど盗み出します。さらに、ネットワークノードを乗っ取って台帳の情報を変更し、仮想経済全体を壊滅的に崩壊する可能性をはらんでいます」

サイバーリスク・脆弱性アセスメントソリューション」は、CYFIRMAの高度な分析プラットフォームによって収集した攻撃ツールや攻撃メカニズム、攻撃者の動機などの最新情報を、仮想通貨取引所に特化したリアルタイムな脅威への対策と脆弱性の改善に活用することができます。従来の脆弱性診断ツールでは、革新的でますます高度化する攻撃や今後予想される攻撃の阻止には不十分でした。

本ソリューションは、仮想通貨プラットフォームに特化したテストやスキャン、ディープ・ダークウェブ内における最新のサイバー攻撃者のモニタリングと分析、攻撃シナリオのシミュレーション、ウォレットの整合性検証、ログイン迂回・トラフィック傍受・ユーザー偽装の試行、入出ポイントテストなどを提供します。


原文はこちら
https://www.atpress.ne.jp/news/162148

15:03 | IT:一般
 

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