【投資信託協会】平成25年3月の投資信託概況を発表しました
http://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/data/
1.設定・解約等の状況
(1)総合計
25年3月の総合計は設定額が9兆9,344億円、解約額が8兆6,124億円、償還額が496億円で、差引き1兆2,725億円の資金純増となった。
純資産総額は前月末に比べ3兆1,247億円増加(うち、運用等増1兆8,523億円)し、月末には72兆6,315億円となった。
(2)株式投信
3月の株式投信は設定額が4兆729億円(対前月比5,029億円増加)で、これに対し解約額が3兆307億円(同1,819億円増加)であり、解約率は5.3%(前月5.1%)、償還額480億円で、この結果、株式投信は差引き9,943億円(単位型364億円増加、追加型9,578億円増加)の資金純増となった。
純資産総額は前月末に比べて2兆8,466億円増加(うち、運用等増1兆8,523億円)して、月末には60兆482億円となった。
(3)公社債投信
3月の公社債投信は設定額が5兆8,615億円(対前月比9,415億円増加)で、これに対し解約額5兆5,817億円(同1兆411億円増加)償還額16億円で、差引き2,782億円の資金純増となった。
この内訳は、中期国債ファンドが10億円の純増、長期公社債投信が111億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが1,234億円の純増、キャッシュリザーブファンドが528億円の純増、MRFが1,243億円の純増、MMFが100億円の純減となった。
純資産総額は前月末に比べ2,782億円増加し、月末には12兆5,834億円となった。
2.資産運用状況
(1)株式投信
3月中の株式運用は国内株式について対市場で1,400億円売越し、外国株式は858億円の売越しであった。
株式投信の組入れ株式は前月末に比べ8,463億円増加し、月末には14兆9,409億円(うち、外国株式4兆3,692億円)となり、純資産総額に対する比率が24.9%(前月末24.6%)となった。
一方、組入れ公社債は前月末に比べ1,209億円増加し、月末には16兆3,533億円(うち、外国債券13兆5,370億円)となり、純資産総額に対する比率は27.2%(前月末28.4%)となった。
(2)公社債投信
公社債投信の組入れ公社債は前月末に比べ3,508億円減少し、月末には8兆3,022億円(うち、外国債券3億円)となり、純資産総額に対する比率は66.0%(前月末70.3%)となった。