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2017/12/21

【野村證券】ノムラ個人投資家サーベイ(2017年12月)~『ノムラ個人市場観指数』は28.6と3カ月ぶりに上昇

| by:ウェブ管理者
1. 調査の要約

(1) 『ノムラ個人市場観指数』は 28.6 と 3 カ月ぶりに上昇
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比
率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は 28.6 と前月比 13.4 ポイント上昇した。調査時の日経平均株価(17 年 12 月 11 日終値)は 22,938.73 円と前回調査時(17 年 11 月 13 日終値:22,380.99 円)を 557.74 円上回った。

(2) 「国際情勢」の注目度が上昇
今後 3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「国
際情勢」の回答比率は 65.7%と前月比 9.4%ポイント上昇した。一方、「為替動向」の回答比率は 12.6%と前月比 3.6%ポイント低下し、「国内政治情勢」の回答比率は 5.2%と同 2.6%低下、「国内企業業績」は 7.9%と同 2.4%低下した。

(3) 「自動車」の注目度が上昇、「電気機器・精密機器」の注目度が低下
今後 3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回
答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いた DI を見ると、「自動車」
の DI は-1.7 と前月比 3.6 ポイント上昇し、4 カ月ぶりに上昇した。一方、「電気機器・精密機器」の DI は 4.0 と前月比 5.1 ポイント低下し、3 カ月ぶりに低下した。

(4) 円高ドル安を見込む回答比率が増加
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて、円高ドル安を見込む回答比率の合
計は 62.5%と前月比 3.1%ポイント増加した。「5 円程度円高ドル安」を見込む回答比率は46.7%と、前月比 3.2%ポイント上昇し、「10 円程度円高ドル安」を見込む回答比率は 11.8%と同 0.3%ポイント上昇した。「10 円以上円高ドル安」を見込む回答比率は 4.0%と前月比0.4%ポイント低下した。

一方、「5 円程度円安ドル高」との回答比率は 32.5%と前月比 2.1%ポイント低下し、「10円程度円安ドル高」を見込む回答比率は 3.4%と同 0.9%ポイント低下した。「10 円以上円安ドル高」の回答比率は 1.6%と前月比 0.1%ポイント低下した。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20171221/20171221.pdf

17:10 | 金融:証券
 

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