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2022/10/25

【三井住友フィナンシャルグループ】「量子ソフトウェアと HPC ・シミュレーション技術の共創によるサスティナブル AI 研究拠点」プロジェクトへの参画について

| by:ウェブ管理者
株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループ CEO: 太田 純、以下、グループを総称して「SMBC グループ」)および株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:谷崎 勝教、以下「日本総研」)は、産学官共創による量子ソフトウェアの研究拠点である「量子ソフトウェアと HPC・シミュレーション技術の共創によるサスティナブル AI 研究拠点」(以下「本プロジェクト」)に参画いたします。

■本プロジェクト参画の背景と趣旨
従来のコンピュータでは計算に膨大な時間を要する問題を、短時間かつ極めて少ない電力消費で大規模問題を解くことができる量子コンピュータへの期待が非常に高まっています。国内でも、内閣府「量子技術イノベーション戦略」が策定されて以降、生産性革命やカーボンニュートラル等社会全体のトランスフォーメーションの実現に欠かせない情報処理技術として、研究開発がますます加速している状況です。

先進的な金融・IT サービスの研究・開発を目指す SMBC グループでは日本総研を中心に、
東京大学大学院理学系研究科に設置された「量子ソフトウェア」寄付講座(注 1)に協賛企業として 2021 年 6 月から参画しています。本寄付講座では、運営の主導的な役割を担いながら、特定のハードウェアに依存しない量子ソフトウェアの社会実装や「量子ネイティブ」な専門人材の育成等に貢献してまいりました。

そのような中、東京大学を代表機関とする本プロジェクトが、国立研究開発法人科学技術振興機構(注 2)が運営する共創の場形成支援プログラム(注 3)の令和 4 年度政策重点分野(量子技術分野)として採択されました。本プロジェクトでは、産学官共創による量子ソフトウェアの研究拠点として、量子ソフトウェアと HPC(注 4)、そしてシミュレーション技術の融合による、サスティナブルな AI 技術の開拓を目的としています。

SMBC グループは日本総研を中心に、特に、上述の「量子ソフトウェア」寄付講座で取り組んできた研究課題をさらに発展させた、量子コンピュータと古典コンピュータを融合させるアルゴリズム開発への貢献を目的として、本プロジェクトの活動に参画します。SMBC グループは、本プロジェクトの活動を通じて量子ソフトウェア開発を一層加速させると共に、量子コンピュータの業務活用につながるテーマに取り組み、お客さまへのサービスの向上を推進していきます。


原文はこちら
https://www.smbc.co.jp/news/pdf/j20221025_01.pdf

15:06 | 金融:銀行
 

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