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2014/05/30

【日本ユニシス】静岡県信用金庫協会と、全国初の「信用金庫の手形管理業務共同化」のサービス提供を開始 ~ 2014年5月7日、静岡県内12信用金庫分の手形エントリー業務フルアウトソーシングサービスの提供を開始。事務業務をBPOサービスとして受託し一元化 ~

| by:ウェブ管理者
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:黒川 茂、以下 「日本ユニシス」)は、一般社団法人静岡県信用金庫協会(所在地:静岡県静岡市、会長:御室 健一郎 氏、以下「県協会」)と、静岡県内12信用金庫(以下 「県内12信金」)の共通事務を一元化する「信金静岡共同センター」で実施する、手形交換・手形期日管理業務(注1)のアウトソーシングサービスを提供開始しました。

「信金静岡共同センター」は県内12信金が事務の効率化のために合同で設立されたもので、県域内での競争力を強化することを目的とされています。こうした県下の全信用金庫が一丸となって業務の共同化に取り組む事例、および手形管理業務の共同化は、全国初です。

日本ユニシスは金融機関の事務集中分野における長年の実績(注2)と豊富なノウハウが評価され、県協会から「信金静岡共同センター」の事務業務をBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスとして受託しました。今回サービス提供開始した手形交換・手形期日管理業務では、機器・システム運用や手形エントリー業務をフルアウトソーシングで提供しています。

今回のサービスの特徴は、以下のとおりです。
1.イメージ処理の有効活用
手形イメージを信金静岡共同センターで電子保管することで、手形紛失事故防止など安全性および、必要に応じた画面表示により各金庫の事務集中部スタッフの利便性を向上。
また、従来各金庫が個別に手形交換所へ持ち寄っていた手形を、手形イメージとして信金静岡共同センターで集中管理し、各金庫の債権債務勘定を合わせることにより、手形処理時間を短縮し事務コストの削減に貢献。

2.事務処理の集中化
手形在庫現物を信金静岡共同センターで集中保管し、各金庫の事務集中部内の機器を最小化することで、各金庫の事務をスリム化し、機動力強化に貢献。

3.サーバー機器やエントリー業務のアウトソーシング
サーバー機器などシステムのインフラは、日本ユニシスのデータセンターで調達して運用管理。また従来各金庫のスタッフが行っていた手形のエントリーから印鑑照合、形式点検までの手形業務を、日本ユニシスのBPOサービスを活用してフルアウトソーシングすることで、各金庫のIT投資コストを圧縮するとともに、「保有型」から「利用型」への変革によるシステム拡張性の確保を支援。

4.BCP対策の強化
イメージ処理と手形管理業務をインターネット経由で行うSaaS型の手形管理システムサービスの活用により、「マルチロケーション」での手形エントリーを実現。手形現物のある静岡県に対して手形イメージのエントリーを県外で行うことで、大規模災害時などにも迅速な業務対応が可能となり、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)対策の強化にも貢献。

県協会では、手形交換業務を皮切りに、今後、さらなる事務集中業務の共同化推進のため、為替業務(口座振替などの口座確認、印鑑照合)の共同化なども検討される予定です。 

今後も日本ユニシスは全面的に協力し、県内12信金の競争力強化と事務コスト削減をさらに支援するとともに、信用金庫の業務の発展に貢献していきます。


■静岡県内12信用金庫 手形管理業務の共同化の全体イメージ


原文はこちら
http://www.unisys.co.jp/news/nr_140530_bpo.html

16:12 | 金融:銀行
 

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