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2011/08/05

【EMCOM HD】平成23年12月期 第2四半期決算短信

| by:ウェブ管理者

(2011/08/05)
平成23年12月期 第2四半期決算短信
http://www.hd.emcom.jp/pdf/20110805_002.pdf


1. 平成23年12月期第2四半期の連結業績(平成23年1月1日~平成23年6月30日)


(1) 連結経営成績(累計)
               売上高       営業利益    経常利益    四半期純利益
               百万円%     百万円%    百万円%    百万円%
23年12月期第2四半期  1,349 △69.9  △61  -     △20   -      △63   -
22年12月期第2四半期  4,483 17.1     1,757 121.0 1,719 125.4 1,351 156.8


1. 当四半期の連結業績等に関する定性的情報
 
(1) 連結経営成績に関する定性的情報

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災による混乱が続く状況にあり、消費マインドの低下をはじめとした経済活動に及ぼす影響が懸念され、今後の先行きは不透明さが増しております。これらの経済環境を背景に、期初1米ドル84円台でスタートした外国為替市場は、一時85円台までドル高円安が進みましたが、福島第一原子力発電所の事故評価の引き上げ等を受けドル安円高基調で推移した後、5月以降は総じて低い変動率で当第2四半期連結会計期間末を迎えました。


このような環境のもと、当社グループはインターネットビジネスにおける金融システムの開発力並びにコンサルティング力をコア・コンピタンスとして、それらの高度な専門性とノウハウを活用した金融サービスのレベニューシェア型ASP事業を中心に、事業の収益力強化に努めるとともに、将来の事業価値創造に向けた取り組みを推進してまいりました。


コア事業である金融サービスのレベニューシェア型ASP事業では、クライアントとのパートナーシップの強化とユーザビリティの向上を目指し、各取引システムの機能追加とサービス拡充を継続的に行うだけでなく、新たにバイナリーオプション取引システムをラインナップに追加するなど、弛まぬ研究開発と収益力向上に向けた取り組みを継続してまいりました。


また、当社グループのシステム開発拠点である子会社 英脈特信息技術(無錫)有限公司では、受託開発・BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)・webアプリケーション開発事業を展開し、新たに自社開発によるソーシャルゲームアプリの企画、開発にも着手するなど、事業領域の拡大を図ってまいりました。


一方、香港並びにアジア諸国におけるFX事業の展開可能性を検討する準備会社として設立した、子会社 大家滙(香港)有限公司では、香港におけるFX事業ライセンス(証券先物委員会Type3ライセンス)の取得に向けた手続きを継続しており、新たな成長を見据えた取り組みも推進しております。しかしながら、前連結会計年度における株式会社EMCOM CAPITAL(旧 株式会社EMCOM証券)のFX事業及び有価証券関連事業の譲渡により当社グループの収益構造に変化が生じたこと並びに、当四半期後半においては市況全体の変動率が低調に推移し、金融サービスのレベニューシェア型ASP事業の業績が伸び悩んだことを要因に、当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,349百万円(前年同期比69.9%減)となりました。損益につきましても同様の影響により、営業損失は61百万円(前年同期は1,757百万円の営業利益)、経常損失は20百万円(前年同期は1,719百万円の経常利益)、四半期純損失は63百万円(前年同期は1,351百万円の四半期純利益)となりました。


17:44 | 決算&開示データ
 

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