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2020/07/17

【日本IBM】IBMとVerizon Business、エンタープライズ・エッジにおいて5GとAIソリューション分野で協業

| by:ウェブ管理者
Verizon BusinessとIBMコーポレーションは本日、5Gとエッジ・コンピューティングのイノベーションにおいて協力し、インダストリー4.0の実現を支援するために協業を開始することを発表しました。両社は、Verizonの高速で低遅延の5Gや、マルチアクセス・エッジ・コンピューティング(MEC)機能、エッジでのIoTデバイスやセンサーと、IBMのAIやハイブリッド・マルチクラウド、エッジ・コンピューティング、資産管理、運用連携などでの専門知識を融合していく計画です。

多くの企業が現在、エッジ・コンピューティングを活用して、運用に活かせる実用的なインサイトのほぼリアルタイムでの取得や、生産性向上、コスト削減を実現する方法を模索しています。こうした要望に対応するため、今回の協業で計画された最初のソリューションは、運用を改善し、生産品質を最適化し、労働者の安全に役立つモバイルの資産追跡および管理ソリューションです。

最初のソリューションで両社は、Verizonのワイヤレス・ネットワークである5G ウルトラ・ワイドバンド・ネットワークとマルチアクセス・エッジ・コンピューティング(MEC)機能に加え、同社のThingSpace IoTプラットフォームとCritical Asset Sensorソリューション(CAS)も活用する予定です。これらの機能はIBM Watsonや高度な分析機能で市場をリードするIBMのMaximo Monitorと合わせて提供される予定です。こうしたソリューションを組み合わせることで、お客様はシステムの異常を検出、特定、診断、対応でき、資産の状態を監視し、ほぼリアルタイムで障害を予測することができます。

また、IBMとVerizonは、ソリューションを複合的に用いて、製造業向けのほぼリアルタイムのコグニティブ・オートメーションなど、5GとMEC対応のユースケースの策定にも取り組んでいます。エッジ・コンピューティングの非集中型アーキテクチャーでは、データが生成される場所、つまりデバイスが配置されている現場とテクノロジー・リソースとが近くなります。そのため、応答時間の遅延が減り、処理速度と信頼性が向上します。5Gの低遅延、高速ダウンロード、容量により、同じ領域内でサポートできるデバイスの数が増加し、コンピューティング・パワーを活用して、それらのデバイスとほぼリアルタイムでやり取りできるようになります。これは、遠隔操作ロボットやほぼリアルタイムのコグニティブ・ビデオ分析、プラント・オートメーションなどの革新的な新しいアプリケーションが実現できるようになることを意味しています。


原文はこちら
http://jp.newsroom.ibm.com/2020-07-17-ibm-verizon-business-enterprise-edge-5g-ai-solution-field-cooperation

16:09 | IT:一般
 

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