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2012/12/14

【野村HD】ノムラ個人投資家サーベイ(2012年12月)

| by:ウェブ管理者

【野村HD】ノムラ個人投資家サーベイ(2012年12月)
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20121214/20121214.pdf


1. 調査の要約


(1) 『ノムラ個人市場観指数』は41.4 と前月から6.8 ポイント上昇
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は41.4 と前月比6.8 ポイント上昇し、12 年8 月調査以来4 カ月ぶりに改善した。内訳をみると、「1,000 円程度上昇」を見込む回答比率が58.0%と最多で、前月比5.2 ポイント上昇した。一方、「1,000
円程度下落」を見込む回答比率は27.4%と、前月比3.0%ポイント低下した。
(2) 「国内政治情勢」への注目度が大幅に上昇
今後3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「国内政治情勢」の注目度が大幅に上昇し、回答比率は前月比+18.4%ポイントの39.8%と11年7 月調査以来の一位となった。「為替動向」も前月比+3.7%ポイントと上昇が目立った。


(3) 「医薬品」、「資本財・その他」、「素材」が人気上位
今後3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いたDI をみると、最も注目度の高い業種は前月に引き続き「医薬品」となった。ただ、DI は11.9 で前月比-8.1 ポイントと大幅低下した。一方、「資本財・その他」のDI は10.7 に、「素材」は9.2 に上昇した。「電気機器・精密機器」のDI は引き続き全業種中最下位だったが、上昇幅は前月比+10.4 ポイントと全業種中最大となった。


(4) アメリカドル/円レートについて円安方向に進むとの見方が大幅に増加
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円安方向を見込む回答比率の合計が63.6%と前月の49.7%から13.9%ポイント上昇し、全体の6 割以上を占めた。「5 円程度円安ドル高」を見込む回答比率の前月比上昇幅が+9.0%ポイントと最も大きく、「10 円程度円安ドル高」を見込む回答比率も同4.6%ポイント上昇した。


(5) アメリカドルに対する注目度が上昇し、10 年1 月の調査開始以来の最高値に
今後3 カ月程度の各通貨に対する見方について、「最も投資魅力がある通貨」との回答比率から「投資魅力があると思えない通貨」との回答比率を差し引いたDI をみると、最も魅力的な通貨は10 年1 月の調査開始以来(調査を実施しなかった11 年4 月を除く)35 回連続でオーストラリアドルとなったが、DI は2 カ月連続で低下した。DI の改善・上昇が目立ったのはユーロ、アメリカドルで、アメリカドルのDI は調査開始以来の最高値となった。
(6) 預貯金に対する注目度が低下し、株式に対する注目度が高まる
各金融商品に対する考え方について、「新しく保有したい、あるいは保有金額を増やしたい金融商品」との回答比率から「保有をやめたい、あるいは保有金額を減らしたい金融商品」との回答比率を差し引いたDI をみると、「外国で発行された証券」、「株式」、「債券」、「投資信託」が前月から上昇、「なし」、「預貯金」が前月から低下した。


 


19:28 | お知らせ
 

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