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2016/05/09

【マネックスグループ/マネックスベンチャーズ/FINOLAB】これからのウェルスケアとロボアドバイザーの役割、ロボアドバイザーが生まれた背景と最新動向を共有、「『ウェルスケア』×ロボアドバイザー ~お金のマネジメントのはじめの一歩~」開催!(FinTech関連)

| by:サイト管理者


 2016年4月20日(水)、マネックスグループマネックスベンチャーズFINOLABは、大手町フィナンシャルシティ サウスにある東京金融ビレッジにおいて、「『ウェルスケア』×ロボアドバイザー ~お金のマネジメントのはじめの一歩~」を開催した。

 マネックスは創業当初から掲げてきたミッション「人々のライフスタイルをより良くするITを活用したサービスで変革を起こす」と共通の意識をもつ起業家やベンチャー企業をマネックスベンチャーズとして支援している。

 今回、お金のマネジメントに興味がある一般の個人・投資家を対象に、ロボアドバイザーを用いたウェルスケアの最新の潮流などサービス提供企業
FOLIOウェルスナビお金のデザインマネックス・セゾン・バンガード投資顧問の経営陣を招き、講演やパネルディスカッションが行われた。



 冒頭に、マネックスベンチャーズ 取締役 高岡 美緒 氏より開催趣旨と関係者へのお礼の言葉と共に、マネックスポイントからの「熊本地震義援金」寄付受付について紹介。FINOVATORS Founder 電通国際情報サービス(ISID) 金融ソリューション事業部 伊藤 千恵氏が進行を務めた。



 講演「これからのウェルスケアとロボアドバイザーの役割」では、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問 代表取締役社長 大原 啓一氏より、ロボアドバイザーについての定義や私見が披露された。大原氏は、資産運用は目的ではなく人生を豊かに過ごすために必要な手段であるとし、ウェルスケアの考え方や人生設計の重要性について強調。環境変化と共に価値観も多様化する中、マス向けのレディーメイドの資産運用サービスではなく、情報技術・金融技術を活用した寄り添うカスタマイズ可能な投資金融サービスが生まれているとした。

 講演「ロボアドバイザーによるアメリカ個人投資の変化」では、Aite Group, LLC Head of Asian Operation 鈴木 奏氏より、ロボアドバイザーが生まれた背景、取り巻く最新状況や利用者の認識の変化について解説。アドバイス事例、主要なロボアドバイザー企業の紹介、今後の進展などについて語った。






 パネルディスカッションでは、パネリストとして、FOLIO 代表取締役 CEO 甲斐 真一郎氏、ウェルスナビ 代表取締役CEO 柴山 和久氏、お金のデザイン CBDO(Chief Business Development Officer) 東 郁人氏、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問 代表取締役社長 大原 啓一氏が登壇、ナビゲータープラットフォーム 取締役 Longine編集委員長 泉田 良輔氏がモデレータを務めた。

 パネルでは、ロボットのアドバイス内容やロボットに対する理解、ロボットの付加価値(ファイナンシャルアドバイザーもしくはインベストマネジメントのいづれにあるか、アセットアロケーターとロボットの優劣)、課題解決に向けたほこさきとビジネス提供モデル(B2C、B2B2C)のほか、普及に向けた施策や接点、長期的にみたバランスシートとロボアドバイザーの役割がどのような変化を遂げていくか、などについてテーマや質問が上がった。

 「地銀連携とタブレットを使った対面によるプランニング支援などファイナンシャルプランニングの自動化との連携を図る」(大原氏)、「銀行口座と投資一任口座を大学時代から始められるような金融の民主化とパーソナルファイナンシャルマネジメントを推進」(東氏)、「不動産などさまざまな資産を含めたユーザー視点でかゆいところに手が届く最適化の実現が重要」(柴山氏)、「ロボットによる学習と自動化による多くの現行サービスの代替と低コスト化を実現」(甲斐氏)など、それぞれの私見が披露された。

 その後、登壇者と参加者同士による意見交換や名刺を交わす姿が広がった。



【FINOLAB】金融機関、金融ビジネスのための「ロボアドバイザーセミナー ~ロボアドバイザーによる次世代投資~」開催!

 2016年4月22日(金)、FINOLABは、千代田区・丸の内の東京銀行協会ビル14階 FINOLABイベントスペースにおいて、金融機関、金融ビジネスのための「ロボアドバイザーセミナー ~ロボアドバイザーによる次世代投資~」を開催した。



 当日は、金融機関、スタートアップ企業又は起業予定の個人、一般企業、VC、メディアを対象に、Aite Group, LLC Head of Asian Operation 鈴木 奏氏より米国におけるロボアドバイザーの動向について解説。また、みずほ銀行 個人コンサルティング推進部 営業開発チーム 参事役 野崎 慎二郎氏より同行が提供する資産運用ロボによるアドバイスサービス「SMART FOLIO( スマートフォリオ)の取組みのほか、BSMIT CSO George Hahn氏より「FABOT(韓国)」、AlpacaDB Head of Japan R&D 北山 朝也氏より「Capitalico(アメリカ・日本)」など、各社のロボアドバイザーサービスについて紹介された。その後、登壇者と参加者同士による名刺交換・ネットワーキングが行われた。



 海外で先行するロボアドバイザーの分野において、日本国内でも国内外の多くのベンチャー企業および金融機関の参入が相次いでいる。預金を投資に向ける新たな動機付けとその可能性に注目が集まるロボアドバイザー。生まれてから成人と自立、そして働き盛りから高齢者になるまでのさまざまなライフイベントと長く長い人生時間の中で、投資という概念そのものが新たなサービスにより再定義され、いかに生活とお金がストレスなく寄り添う世界が実現されていくか、今後の展開に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )












10:38 | 写真:金融・IT業界向け




 

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