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2021/06/25

【NTTデータ】国内初、中央省庁の窓口納付をキャッシュレス化する新サービスの提供を開始

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、2021年6月24日より、中央省庁向けの国庫金キャッシュレスサービスを提供開始します。国庫金窓口納付処理に必要な複数の関係システムとの連携等、中央省庁固有の会計処理に対応することで、窓口申請でクレジットカードや交通系ICカード等による決済を可能とする国内初のサービスです。
各省庁が本サービスを利用することで、国庫金納付注1の申請者(個人や法人)はこれまでのように窓口に現金を持ち込まず納付できるうえ、現金納付で必要だった収入印紙の購入が不要となります。また、オンライン申請においても、クレジットカード番号等の入力のみで決済が可能となるため、利便性の大幅な向上につながります。
国庫金キャッシュレスサービスは、生活者の視点に立ち、より価値の高い社会システムの実現を目指し設立したソーシャルデザイン推進室の活動から生まれたサービスです。
NTTデータは、これからも新しい社会のあり方を描き、その実現を進めていきます。

背景と概要
社会全体でキャッシュレス決済の普及が進む中、中央省庁の国庫金窓口納付申請においては、申請者(個人および法人)が現金で手数料分の収入印紙等を購入し、申請書に印紙を貼付し提出する必要があります。
国庫金の窓口納付申請においてもキャッシュレス化が求められる一方で、その実現には以下の課題があり、導入の障壁となっていました。

中央省庁におけるキャッシュレス決済導入における課題
国庫金納付においてキャッシュレスを実現するためには、複数の関係システム(歳入金電子納付システム、官庁会計システムおよび金融機関と官公庁を結ぶネットワーク等)との連携や、各省庁の会計処理に応じた運用設計が必要であること
中央省庁が定める、高いセキュリティーレベルが確保されたシステムが求められること
国民の利便性向上のため複数のキャッシュレス決済に対応するには、クレジットカード会社、電子マネーの事業者および金融機関等、多岐にわたる関係事業者との調整・契約が発生すること
前述の通り必要となる複数関係システムとの連携開発を各省庁が単独でするのは、システム投資がかさむこと
これらの課題を解決し、各省庁、金融機関および決済事業者等の業界を超えた関係者との連携を、円滑かつ迅速に実現するのが、NTTデータの国庫金キャッシュレスサービスです。
本サービスは、各省庁が共通して利用できるように、NTTデータがキャッシュレス決済に必要な機能をクラウドサービスとして提供し、かつ付随して必要となる関係事業者との調整・契約等も一括して代行するトータルサービスです。各省庁は本サービスを採用することにより、短期間かつ最小限のコストで、国庫金のキャッシュレス決済を実現できます。なお、本サービス導入後は窓口申請におけるキャッシュレス化のみならず、オンライン申請時においてもクレジットカード決済が可能となります。


原文はこちら
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2021/062400

14:04 | IT:一般
 

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