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2014/04/17

【野村ホールディングス】ノムラ個人投資家サーベイ(2014年4月)~『ノムラ個人市場観指数』は28.8と前月比3.2ポイント上昇

| by:ウェブ管理者
1.調査の要約

(1) 『ノムラ個人市場観指数』は28.8と前月比3.2ポイント上昇
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比
率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は 28.8 と前回 3 月調査の25.6 から 3.2 ポイント上昇した。同指数は 3 カ月連続で過去平均を下回り、依然として低い水準にとどまった。

(2) 「国際情勢」の注目度が後退
今後 3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、
「国際情勢」の注目度が前月に引き続き一位であるものの、前月比では-9.8%ポイントと全要因中最大の低下幅となった。前月に緊張が高まったウクライナ情勢の落ち着きが背景にあろう。一方、国内企業の 2014 年 3 月期本決算発表を前に「国内企業業績」との回答比率が前月比+4.3%ポイントと全体の中で最も大きかった 。

(3) 「資本財・その他」の注目度が引き続き一位
今後 3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回
答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いた DI を見ると、「資本財・
その他」が前月に引き続き一位となり、前月比でも 3.7 ポイントの上昇となった。また、
「金融」の DI は前月比上昇幅が 4.6 ポイントと全業種中最も大きかった。一方、「消費」
の DI は 4 カ月連続で最下位となり、前月比下落幅も 3.6 ポイントと全業種中最も大きく、-26.4 と過去最低値となった。

(4) 円安ドル高見通しが後退する
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円安ドル高を見込む回答比率の合計
は 55.7%と前月の 62.6%から 6.9%ポイント低下した。内訳をみると、「5 円程度」「10円程度」「10 円以上」の円安ドル高を見込む全ての選択肢で回答比率が低下した。一方、「5 円程度円高ドル安」を見込む回答比率は前月比+7.4%ポイントと全選択肢中唯一の上昇となった。

(5) 「アメリカドル」の投資魅力が一位
今後 3 カ月程度の各通貨に対する見方について、「最も投資魅力がある通貨」との回答
比率から「投資魅力があると思えない通貨」との回答比率を差し引いた DI を見ると、「アメリカドル」の注目度が一位となり、DI の前月比上昇幅は 2.3 ポイントだった。また、「ブラジルレアル」や「オーストラリアドル」の DI の前月比上昇幅がそれぞれ 3.8 ポイント、同 2.4 ポイントと大きかった。一方、前月注目度一位だった「日本円」は DI が前月比-5.1ポイントと全通貨中最大の下落幅で、注目度は三位に後退した。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20140417/20140417.pdf

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