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2016/10/07

【山口銀行】新営業店システムの導入について~国内金融機関初、指静脈認証による窓口取引のペーパーレス化を実現します~

| by:ウェブ管理者
山ロフィナンシャルグループ(社長 吉村 猛)傘下の山口銀行(頭取 吉村 猛)、もみじ銀行(頭取 小田 宏史)および北九州銀行(頭取 藤田 光博)は、中期経営計画に掲げる「コンサルティング・ファースト」を実現する施策の一環として、株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO 東原 敏昭)が構築する新しい営業店システムを導入しますので、お知らせします。

1.新営業店システムのコンセプト

お客さまの「待ち時間短縮」や「手書き廃止」等が可能な営業店店頭へと変革することにより、コミュニケーション時間の拡大や、お客さま満足度の向上によるYMFGファンの増加を目指します。

2.新営業店システムの主な特徴

(1)「対話型カウンター」による「伝票記入レス」の推進と、よりきめ細やかなコンサルティングの提供 今回導入する「対話型カウンター」は、お取引内容を「事務ナビゲーション」に沿って行員が聞き取り入力し、ディスプレイに表示された取引内容をお客さまにご確認頂きます。これにより、お客さまの伝票・書類への記入を不要とし、利便性向上と手続きの簡素化・迅速化を実現します。
また、ご用件受付時にお客さまの属性や最適な商品・サービスを行員がすみやかに確認できる機能を導入し、お客さま一人ひとりに、よりきめ細やかなコンサルティングを提供します。

(2)「PBI」による「印鑑レス」、「ペーパーレス」の推進と手ぶらでのATM取引の実現 今回導入するPBI※は、生体情報(指静脈)に基づく本人確認に加え「電子署名」を可能とした新しい生体認証技術であり、お取引時の署名・捺印の代替として利用できます。これにより、お取引の際に署名・捺印が不要となり、お客さまの利便性向上とセキュリティ強化、ペーパーレス化を実現します。

なお、山口FGでは全てのATMに「PBI認証装置」を搭載し、キャッシュカードの代わりに指をかざすだけでお取引ができるようにすることで、更なる利便性向上を実現する予定です。

※ PBI(Public Biometrics Infrastructure):テンプレート公開型生体認証基盤公開鍵認証基盤と生体認証の仕組みを組み合わせた認証基盤。指静脈情報を用いて電子署名を生成する技術に基づいて実現している。

(3)新しい「画像認識技術」の導入による手続きの効率化・待ち時間の短縮
新しいスタンド型スキャナーと画像認識技術を導入し、振込依頼書、税公金納付書などの画像データやバーコードから、納付先、金額、手数料を自動で読み込み、お客さま手続きの効率化と待ち時間の短縮を実現します。

3.導入時期
平成29年度上期より順次導入してまいります。


原文はこちら
http://www.yamaguchibank.co.jp/portal/news/2016/news_1007.pdf

17:02 | 金融:銀行
 

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