株式会社インターネットイニシアティブ(東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、以下IIJ)とIIJの100%子会社である株式会社IIJグローバルソリューションズ(東京都千代田区、代表取締役社長:岩澤 利典、以下IIJグローバル)、及び東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(東京都千代田区、取締役社長:石田 壽典、以下B-EN-G)の3社は、クラウド分野において協業し、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)サービス」の新たなラインナップとして、B-EN-Gの海外法人向けERPパッケージ「A.S.I.A.(エイジア)」を活用した「A.S.I.A. GP SaaS on IIJ GIOblank」を本日より提供開始します。
企業の海外進出の増加に伴い、海外現地法人向け基幹システム構築のニーズが増加しています。その中でも、本社による経営情報の一元管理、海外拠点のITガバナンス確立、現地法人業務の改善と効率性の向上が重要視されてきています。一方で、新規事業の設立や事業規模の拡大、買収、縮小/撤退などへの柔軟な対応、そして、海外IT資産の運用リソース不足などが大きな課題となっています。そのような状況を効率的、かつスピーディに解決できるソリューションとして、基幹システムにおけるSaaS(Software as a Service)やクラウド活用の需要が高まってきています。
上記背景にともない、IIJグループとB-EN-Gによる海外現地法人向けソリューションにおける協業体制を強化するとともに、これまでIIJグローバルが「A.S.I.A.」をクラウド型サービスとして提供していた「G-BASS ERP Lite」を刷新し、「A.S.I.A. GP SaaS on IIJ GIO」として新たに提供します。
「A.S.I.A. GP SaaS on IIJ GIO」では、高いセキュリティレベルで提供されるハイエンドプランに加えて、パブリックな基盤で構築したID課金型のリーズナブルなプランを新たに提供します。また、中国、東南アジア、欧州など海外で展開している「IIJ GIO」の基盤においても、順次サービス設備を構築し、世界各地域の現地法人向けに高品質で安心・安全な基幹業務システムを提供していく予定です。