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2017/05/04

【日本金融監査協会(IFRA)】新しいビジネスモデルに挑戦すべき時代へ、展望エクゼクティブセミナー「転換期の金融機関経営と金融行政」を開催!(Fintech関連)

| by:サイト管理者


 2017年4月5日(水)、日本金融監査協会(IFRA)は、赤坂Bizタワー30階にあるトムソンロイター・セミナールームにおいて、展望・エクゼクティブセミナー「転換期の金融機関経営と金融行政」を開催した。

 マイナス金利政策、Fintechなど金融機関の経営を取り巻く環境は大きく変化しており、顧客本位のビジネスモデルを徹底し、ガバナンス改革を進めつつ新しいビジネスモデルに挑戦すべき時代を迎える中、金融機関経営の将来について講演が行われた。



 講演「変革の時代を迎えた金融機関経営、大きく転換する金融行政」では、森本 紀行氏(HC アセットマネジメント 代表取締役社長)より、金融行政方針の革命的意義、顧客本位と顧客満足の違いのほか、リスク管理からリターン管理へと戦略的リスクテイクについて触れ、リスクアペタイトフレームワークについて解説した。



 講演「ウェルスファーゴ事件の教訓」では、信森 毅博氏(プロモントリー・フィナンシャル・ジャパンディレクター)より、背景となったウェルスファーゴの特徴と対応について解説。日本の金融機関への教訓として、トップ・メッセージの重要性、リスク・カルチャー維持と企業規模、数値目標設定・管理の難しさについて解説した。



 講演「Fintech 今後の展望」では、瀧 俊雄氏(マネーフォワード 取締役 兼 Fintech 研究所長)より、Fintechを取り巻く最新の動向とベンチャーが主役になってきた理由について解説。キャッシュレス化に向けた潮流の中、ATMに代わるプラットフォームバリューを生み出すべく銀行APIなどエコスステム形成について語った。



 講演「マイナス金利政策、Fintech と日本の金融の将来」では、吉野 直行氏(アジア開発銀行研究所所長 慶應義塾大学 経済学部 名誉教授)より、FinTechの成長による金融業への影響のほか、地域の金融機関の借入需要の減退と地域金融機関の合併による効率化などについて解説した。



 日本金融監査協会(IFRA)は、金融の分野で、リスク管理、監査等に関わる高度な人材の育成を支援し、リスク管理と監査の発展に貢献することを目指して設立された非営利組織(設立と活動の目的)。経営マネジメント、企画部門、リスク管理部門、監査部門の担当者向けに、各分野の実務家、専門家を招き、リスクマネジメントと監査のポイントについて実費相当の廉価な価格(非営利の活動)で研修セミナーを企画・開催している。



(撮影、編集・制作: GoodWayメディアプロモーション事業部 株式会社グッドウェイ )




14:10 | 写真:金融・IT業界向け




 

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