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2018/06/07

【外為どっとコム】トルコ中銀政策金利発表(6/7)に伴う相場変動等についてのご注意(および外為総研トルコリラレポートのご案内)

| by:ウェブ管理者
今週木曜日(6月7日)日本時間午後8時にはトルコ中銀の金融政策決定会合が予定されており、その発表結果次第ではトルコリラ/円相場が急変動する可能性がございます。ポジションをお持ちのお客様、特に高レバレッジのポジションをお持ちの法人の方におかれましては、口座管理につき十分ご注意のほどお願いいたします。
また、今回の政策金利発表をふまえた直近のトルコリラ相場と当面の注目ポイントにつき、外為どっとコム総研調査部よりレポートが出ておりますので、あわせてご案内申し上げます。


■足元のトルコリラ/円相場と当面の注目ポイント(外為どっとコム総研調査部)

「足元のトルコリラ/円相場」
トルコ中銀は5月24日の緊急利上げの後も通貨防衛の手を緩めず、その一環として5月28日には金融政策の枠組みを簡素化しました。形骸化していた本来の政策金利である1週間物レポレートを現行の上限金利と同じ16.5%に引上げており、政策の透明性向上と実質的な金融引き締め効果を狙った措置と見られます。その後、30日にはトルコリラ/円が24円台半ばまで反発するなど、中銀の取り組みが功を奏した格好でリラ安は一服しています。

「当面の注目ポイント」
そうした中、6月7日20時(日本時間)には、トルコ中銀の政策金利発表が予定されています。[1]矢継ぎ早に利上げと金融政策の簡素化に動いたほか、[2]トルコリラの下落が一服している事などから、金利据置きがコンセンサスとなっています。ただ、5月のインフレ率が12%台に加速する中、一段の金融引き締めが必要との見方も根強くあります。予想外の利上げがあってもおかしくない状況であるということは、予想どおりに据置きとなればリラ売りが再開する可能性もあるということでしょう。7日の政策金利発表は、24日の大統領選前の最大の注目イベントとなりそうです。

なお上記の影響を受ける期間においては、実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ拡大傾向となる見通しであり、その際には当社でもやむなくスプレッドを一時的に拡大させていただく場合がございます。また相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」http://www.gaitame.com/products/nextneo/cover.htmlの基準Lot数(最低数量)を一時的に変更させていただく場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。

※スプレッド拡大時には、これに伴う評価レートの変動により通常スプレッド時よりも口座の有効比率が低下します(両建状態であっても同様です)。このとき、口座状況によっては有効比率がロスカットレベルを下回る可能性がございますので口座管理には十分ご注意願います。


原文はこちら
http://www.gaitame.com/info.html

15:09 | 金融:FX・CFD
 

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