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2012/10/12

【野村HD】個人投資家サーベイ(10月) 「国際情勢」への注目度が上昇

| by:ウェブ管理者

【野村HD】ノムラ個人投資家サーベイ(2012年10月) 「国際情勢」への注目度が上昇
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20121012/20121012.pdf


1. 調査の要約
(1) 『ノムラ個人市場観指数』は38.8 と前月から11.0 ポイント下落
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は38.8 と、前月比11.0 ポイント下落し、同指数の過去平均を下回った。内訳をみると、「1,000 円程度上昇」を見込む回答比率が54.2%と最多であったが、前月比では-4.6%ポイントと低下幅が最も大きかった。一方、株価の下落を見込む回答比率はいずれの回答区分も前月比上昇した。


(2) 「国際情勢」への注目度が上昇
今後3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「国際情勢」の回答比率が引き続き一位となり、前月比+4.3%ポイントと全要因中で最も上昇幅が大きかった。一方、「国内政治情勢」は前月比-3.2%ポイントと全要因中で最も低下幅が大きかった。なお、各要因の順位は先月より変わっていない。


(3) 「医薬品」の注目度が引き続き一位
今後3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いたDI をみると、最も注目度の高い業種は前月に引き続き「医薬品」となり、DI は前月比1.2 ポイント上昇した。また、「電気機器・精密機器」のDI は前月比+5.3 ポイントと上昇幅が全業種中最大となった。
一方、「自動車」のDI は前月比-13.6 ポイントと全業種中最大の下落幅となった。


(4) アメリカドル/円レートについて円高方向に進むとの見方が増加
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円高方向を見込む回答比率の合計が39.6%と前月の34.0%から5.6%ポイント上昇した。なかでも「5 円程度円高ドル安」を見込む回答比率の前月比上昇幅が5.2%ポイントと最も大きかった。一方、「5 円程度」「10円程度」「10 円以上」の円安ドル高を見込む全ての回答区分で回答比率が前月比低下した。


(5) オーストラリアドルの注目度が引き続き一位
今後3 カ月程度の各通貨に対する見方について、「最も投資魅力がある通貨」との回答比率から「投資魅力があると思えない通貨」との回答比率を差し引いたDI をみると、最も魅力的な通貨は10 年1 月の調査開始以来(調査を実施しなかった11 年4 月を除く)33 回連続でオーストラリアドルとなり、DI は前月比0.2 ポイント上昇した。また、ユーロのDIは前月比+12.6 ポイントと全通貨中最大の上昇幅で最下位を脱した。一方、中国元のDI は前月比-19.4 ポイントと全通貨中最大の下落幅で過去最低の値となった。


(6) 投資信託に対する注目度が高まる
各金融商品に対する考え方について、「新しく保有したい、あるいは保有金額を増やしたい金融商品」との回答比率から「保有をやめたい、あるいは保有金額を減らしたい金融商品」との回答比率を差し引いたDI をみると、「投資信託」のDI が前月比+3.3 ポイントと全金融商品中最も上昇幅が大きかった。


15:30 | お知らせ
 

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