金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2013/08/09

【SBI HD】韓国現代スイス貯蓄銀行に対する増資等引受の確約書提出に関するお知らせ

| by:ウェブ管理者
当社は、韓国の貯蓄銀行であり当社連結子会社である現代スイス貯蓄銀行(出資比率:89.4%(2013年7月末現在))に関して、当社グループが同行および同行傘下の銀行が発行する新株を引き受ける旨を確約する投資確約書を規制当局に提出することを、本日開催の取締役会において決議いたしましたのでお知らせいたします。

 現代スイス貯蓄銀行および同行傘下の銀行は、韓国金融監督院による査定の結果、2013年3月末基準での財務基盤の強化が求められ、それに伴い同行は現在、新規の営業活動に法令上制限が設けられております。当社グループではこのたび、同行が今後積極的に新規の営業活動を推進していくために、当社が提示する一定の諸条件を含めた、当社策定の経営改善計画に関する承認が韓国金融委員会によりなされることを前提とし、2013年8月末を目途に2,462億ウォン(約217億円)の増資を引き受けることを確約いたしました。本増資により、同行および同行傘下の銀行では新商品の提供を開始するなど収益性強化に向けた施策を強力に推進していく予定です。

 また同行は、このたびの増資引受け分を含め総額で4,282億ウォン(約378億円)の資本投入によって、上記韓国金融監督院の査定に基づく自己資本比率で7%以上を達成し、今後安定した事業運営を行っていくことができるものと現在見込まれており、残り1,820億ウォン(約161億円)の増資につきましても、当社は必要に応じて2013年12月末までに引き受ける方向で検討しております。

 なお、本増資引受け資金には当社グループ内で既に留保している資金を充当する予定です。

 当社は、2013年3月末に現代スイス貯蓄銀行を連結子会社化する際、IFRSに基づき同行の資産・負債を公正価値で評価し直し、貸付債権についても適正な簿価(評価額)まで切り下げております。また2013年4月以降、当社から役員を派遣するなど同行の経営体制を強化してまいりました。これらの結果、2014年3月期第1四半期においては、IFRSに基づく当社連結業績へ取り込む税引前利益は8億円の黒字を計上しております。


原文はこちら
http://www.sbigroup.co.jp/news/2013/0808_7157.html

18:37 | 金融:決算・人事・IR
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.