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2015/08/10

【日本IBM】IBM、クラウド・コンピューティング関連の特許を拡充して、イノベーション・リーダーシップを強化

| by:ウェブ管理者
IBM(NYSE: IBM)は本日(現地時間)、2015年にIBMの発明者が取得したクラウド関連の新規特許数が400件を超えたことを発表しました。さらに、過去18カ月間にわたって、IBMは1,200件近くのクラウド関連の特許を保持し、革新的で新しいクラウド・サービス、ソリューション、機能をあらゆる業種のお客様に提供する企業として強化を図ります。

このような新しいIBMクラウド関連の特許には、クラウド・データセンターの導入時間の短縮やセキュリティーの強化をはじめ、クラウド・アプリケーション、ストレージ、メンテナンス管理の容易化など、さまざまな革新が含まれています。以下はその例です。

米国特許第9,015,164号:クラウド・サーバーの高可用性- クラウド・コンピューティングにおける重要な特性の一つが高可用性です。開示された本発明の実施態様により、クラウド環境において、仮想マシンのスナップショットの取得が可能になり、後に復旧の目的で使用できます。

米国特許第8,949,415号:ネットワーク化されたコンピューティング環境におけるアクティビティ・ベースの仮想マシンの可用性 - 本発明の実施態様は、優先度の高いネットワーク・トラフィック量に応じて、仮想マシン(VM)などのクラウド上のリソースで使用するネットワーク帯域幅を、特にしきい値を下回るVMを想定して、節約して使用するものです。ネットワーク帯域幅の節約使用は、VMとの間で伝送されるネットワーク・トラフィックに対して、ネットワーク・トラフィックを無効化することで実現でき、VM自体を無効にする必要がありません。これにより、VMとのネットワーク間を流れるデータ量に対して課金を行う、クラウド・サービス・プロバイダーが請求する費用を削減するのに役立ちます。

米国特許第8,984,132号:クラウドにおけるセキュアなアプリケーション展開をサポートするシステムと手段 - ソフトウェア・アプリケーションをクラウド・コンピューティング環境にセットアップする場合、機密データを適切に処理することは、重要な要件です。開示された本発明は、セキュアなデータを使用するソフトウェア・アプリケーションを特定し、安全が確保されたデータを1つ以上のセキュアなサーバーに展開できます。非セキュアなデータは、1つ以上の一般公開されているクラウド・サーバーに展開できます。セキュアなサーバーと一般公開されているサーバー間の通信は、セキュアな接続で管理できます。

米国特許第8,984,134号:物理および仮想環境を管理、展開するための一元化されたクラウド・コンピューティング・インフラストラクチャー - クラウド・コンピューティング環境では、物理環境も仮想環境も、異種、複数のハードウェア・プラットフォームでも同じように管理、展開される必要があるため、非常に複雑になります。開示された本発明の実施態様は、クラウド・コンピューティング環境を構築するハードウェアおよびソフトウェア・コンポーネントを含む単一のユニットの使用を可能にします。

米国特許第8,990,950号:クラウド・コンピューティング環境に格納されたデータに対するきめ細かい任意アクセス制御の有効化 - クラウド・ベースのストレージ・サービスの利用により、組織は地理的に分散したグループ間でのデータ・アクセシビリティ―を向上させることができますが、データのセキュリティー侵害のリスクを伴う可能性があります。開示された本発明の実施態様により、任意のデータ・アクセス制御が可能になるため、データの所有者はきめ細かい制御を実施できます。

IBMは、革新を継続し、クラウド分野をリードするため、過去12カ月の間で、IBMクラウド・サービスを利用するBox(US)およびApple(US)との戦略的パートナーシップを推進しています。

IBMは米国特許取得数で22年間連続1位となっています。IBMの発明と特許のリーダーシップ等に関する詳細については、以下をご覧ください。

プレスリリース:
IBM、2014年米国特許取得数の記録更新
http://www.ibm.com/jp/press/2015/01/1301.html


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2015/08/1002.html

16:02 | IT:一般
 

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