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2016/10/13

【日本政策金融公庫】投資有望国1位は3年連続でベトナムに ~「取引先海外現地法人の業況調査」結果について~

| by:ウェブ管理者
日本政策金融公庫(略称:) 日本政策金融公庫(略称:) 中小企業事業は、このたび、「取引先海外現地法人の業況調査」を実施しました。本調査は、海外に現地法人を有する日本公庫中小企業事業のお取引先を対象に、海外現地法人の業況、経営課題、今後の展望等を把握するためにアンケート調査(※)の方法により実施したものです。


【ASEANの概況】
ASEANは、直近決算期の損益が「黒字」の企業の割合が前回調査の47.1%から40.2%に減少するなど足元の損益は悪化の傾向にあります。今後の予想売上高について「増加」と答えた企業の割合は前回調査の49.6%から51.2%へとわずかに上昇していますが、当面の経営方針で「事業拡大」と答えた企業の割合は56.1%から54.3%に減少し、資金調達を予定している企業の割合も25.6%から23.1%に減少するなど、投資に慎重な姿勢が窺えます。

【中国の概況】
中国は、足元の損益は比較的堅調に推移しているものの、最近の景気減速の影響を受けて、予想売上高が「増加」と答えた企業の割合は前回調査の41.8%から38.6%に減少しています。また、当面の経営方針で「事業拡大」と答えた企業の割合は37.0%から33.0%に減少し、資金調達を予定している企業の割合も16.7%から10.9%に減少するなど、引き続き非常に低い水準となっています。

【中期的な投資有望国】
投資有望国(中期的な事業展開先)については、3年連続で「低廉豊富な労働力」等を背景にベトナムが1位となりました。タイ、中国など他国に既に進出している日系企業からも、次なる投資先として引き続き高い支持を得ているようです。


原文はこちら
https://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_161013a.pdf

18:05 | 金融:銀行
 

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