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2021/12/30

【損害保険ジャパン】「洋上風力発電分野に関わる事故事例の調査研究および事故対応」に関する包括連携協定を締結

| by:ウェブ管理者
損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン」)とSOMPOリスクマネジメント株式会社(代表取締役社長:桜井 淳一、以下「SOMPOリスク」)とチャールス・テイラー・ジャパン株式会社(代表取締役社長:塩田 俊弥、以下「CTA」)は、「洋上風力発電分野に関わる事故事例の調査研究および事故対応」に関する包括連携協定(以下「本協定」)を12月22日に締結しましたのでお知らせします。

1.背景・目的
地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」が本格始動したことなどを背景に、日本政府は「第6次エネルギー基本計画」を閣議決定し、2030年度の電源に占める再生可能エネルギーの比率を36~38%にまで引き上げることを目標とし、そのなかでも洋上風力発電の導入に期待を寄せています。
現在、洋上風力発電を推進するための「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」に基づき公募入札が進んでおり、数多くのプロジェクトが計画されています。
一方、洋上風力発電事業の安定経営には課題があります。日本における台風や落雷など自然災害の頻発化や、世界の先行したプロジェクトで発生している海底ケーブルの重大事故に代表される洋上風力発電固有の事故などさまざまなリスクにさらされています。数千億円の大型プロジェクトとなる事業の健全な開発および運営には、これまでの事故事例や再発防止策、地域や事業の特性などを踏まえたリスクマネジメントが求められます。
損保ジャパンは国内外の洋上風力発電における保険引受の経験を活かし、発電事業者を取り巻くリスクを包括的に補償する保険を提供しています。事故発生時には、適切な保険金のお支払いなどの事故対応が求められます。また、SOMPOリスクは、多様な業種における自然災害リスクや事故事例に基づくリスクマネジメントなどの豊富な支援経験とノウハウを活かし、洋上風力発電分野においても事業者および関連事業者に対してリスクマネジメントサービスを提供しています。
CTAは、欧州、アメリカ、アジア太平洋、中東、アフリカの30か国に広がる120拠点(2021年11月現在)のネットワークを通じて専門的で質の高い損害調査ならびに関連する技術的サービスを世界の保険マーケットに提供しており、その取り扱った案件から得た豊富な経験を蓄積しています。専門的な技能と経験を持つロスアジャスターが、会計、法律および保険の専門家のサポートを得て、複雑なクレームに対応し、特に、世界の洋上風力発電分野における豊富なクレームハンドリングの経験を有しています。
3社は、各社の技術的、専門的知見やノウハウの融合により、洋上風力発電分野の健全性に資する調査研究や体制構築などを更に加速させることで一致し、この度本協定を締結しました。


原文はこちら
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2021/20211229_1.pdf?la=ja-JP

15:03 | 金融:保険
 

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