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2023/02/06

【野村総研】野村総合研究所、クラウド型の軽量勘定系サービス「NRI BaaS/CORE」を開発し、2024年に提供開始

| by:ウェブ管理者
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:此本 臣吾、以下「NRI」)は、金融機関やそれ以外の企業が、預金・決済やローン等の金融サービスをする際に必要なシステム基盤である、BaaS1(Banking as a Service)プラットフォームの提供を推進していきます。それに向けて、クラウド型軽量勘定系サービス「NRI BaaS/CORE」(以下「本サービス」)を開発します。本サービスの提供開始時期は、2024年夏頃を予定しています。

本サービスは、既に安定稼働の実績があるBIPROGY株式会社の銀行勘定系システム「BANKSTAR®」2を活用しながら、NRIで新たにAPI3化、クラウド化を実施し、導入企業にとって使いやすいBaaSプラットフォームとして提供します(図1参照)。 また、本サービスの導入企業としては、ネット専業銀行や新たにデジタル分野への進出を検討している店舗型銀行、銀行機能の部分利用や新規参入を予定している非金融企業等を想定しています(図2参照)。本サービスを利用することで、導入企業は銀行のデジタル化やエンベデッド・ファイナンス4を迅速に行えるようになり、社会に新しい価値や利便性を提供できるとともに、効率的なビジネスの立ち上げにつながるものと考えます。

本サービスの主な特長は以下となります。

① APIでの利用により、各種の銀行業務機能をそれぞれ部品として利用できます。そのため、異業種との連携やスマートフォンアプリ等による新サービス提供が、迅速に行えるようになります。

② 外貨預金、ローンといった銀行業務機能を、導入企業ごとのビジネス要件に合わせて、選択することが可能となります。

③ オープン基盤で稼働する軽量な勘定系アプリケーションでありながら、1,000万超の口座数に対応できる処理性能や、高度なBCP機能5を有することで、スモールスタートによる金融ビジネスから大規模ネット専業銀行の基幹系としてご利用頂けます。

④ プラットフォームの稼働環境は、導入企業のビジネス規模やニーズに応じて、パブリッククラウドかプライベートクラウドのいずれかを選択できます。

⑤ サービス型での提供となるため、制度変更対応等に伴う負担やコストを削減することが可能です。


原文はこちら
https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2023/cc/0206_1

15:03 | IT:一般
 

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