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2022/05/27

【SBIホールディングス】米国Digital Asset社への出資とJV設立に関するお知らせ

| by:ウェブ管理者
 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝、以下「SBIホールディングス」)は、ブロックチェーンプラットフォーム開発を手掛けるDigital Asset Holdings, LLC(所在地:米国・ニューヨーク州、共同創業者兼CEO:Yuval Rooz、以下「Digital Asset社」)に出資し、日本での合弁事業会社設立に関して基本合意いたしましたので、お知らせいたします。

 本合弁事業会社はSBIホールディングスとDigital Asset社の折半出資にて本年設立し、日本および東アジア地域において事業を展開する予定です。

 Digital Asset社は、高度なマルチパーティアプリケーションの構築および実行を目的とした、ブロックチェーン開発に特化し秘匿性・安全性・相互運用性・スケーラビリティといった点で大きな優位性を持つ、スマートコントラクト言語「Daml(Digital asset modeling language)」を開発しています。異なるブロックチェーン間においても高い相互運用性を特長とする「Daml」を活用することで、一つのブロックチェーンプラットフォームに依存する事無く、プラットフォーム上に構築されたアプリケーションやネットワークの容易な接続・切り替えを可能とすることで、多様なプラットフォームを基盤とした横断的ブロックチェーンエコシステムの構築が可能になります。また、「Daml」は、スマートコントラクト技術によって、チェーンとプライベートデータベース間の一貫性と相互運用性を維持しつつ、組織、法律、規制の境界を越えて実行するアプリケーションの開発・展開を可能にします。

 Digital Asset社は世界でも最大規模のブロックチェーン関連開発プロジェクトを多数進めており、オーストラリア証券取引所、ドイツ取引所、香港取引所、ゴールドマンサックス等との開発実績を既に有しております。

 北尾吉孝社長は「Digital Asset社は優れた技術や事業コンセプトを有しています。新たなキャッシュコンセプトである「スマート円(仮称)」構想では、顧客ひとり一人に最適化されたロイヤルティプログラムを預金等に直接紐づけ、かつロイヤルティ提供のプロセスをスマートコントラクトによって完全自動化するといった事が可能になり、顧客志向の画期的なキャッシュシステムが構築できると考えています。Digital Asset社の技術を導入することで、SBIグループのデジタルアセット関連事業の発展と、グループ事業のDXを更に加速する事を期待しています。」と述べました。

 Digital Asset社のCEO兼共同創業者Yuval Rooz氏は「日本の金融イノベーターであり続けるSBIグループを日系の初の投資家として迎え入れ、合弁事業を設立する事を大変光栄に思います。SBIホールディングスが創造し革新し続ける日本市場の金融インフラへ、Digital Asset社が培ったブロックチェーンプラットフォームを組み合わせる事で、世界をリードする最先端の金融市場へ日本を昇華させる事に貢献したいと思います。」と述べました。


原文はこちら
https://www.sbigroup.co.jp/news/2022/0527_13069.html

15:00 | IT:一般
 

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