Digital Asset社は、高度なマルチパーティアプリケーションの構築および実行を目的とした、ブロックチェーン開発に特化し秘匿性・安全性・相互運用性・スケーラビリティといった点で大きな優位性を持つ、スマートコントラクト言語「Daml(Digital asset modeling language)」を開発しています。異なるブロックチェーン間においても高い相互運用性を特長とする「Daml」を活用することで、一つのブロックチェーンプラットフォームに依存する事無く、プラットフォーム上に構築されたアプリケーションやネットワークの容易な接続・切り替えを可能とすることで、多様なプラットフォームを基盤とした横断的ブロックチェーンエコシステムの構築が可能になります。また、「Daml」は、スマートコントラクト技術によって、チェーンとプライベートデータベース間の一貫性と相互運用性を維持しつつ、組織、法律、規制の境界を越えて実行するアプリケーションの開発・展開を可能にします。
Digital Asset社は世界でも最大規模のブロックチェーン関連開発プロジェクトを多数進めており、オーストラリア証券取引所、ドイツ取引所、香港取引所、ゴールドマンサックス等との開発実績を既に有しております。
Digital Asset社のCEO兼共同創業者Yuval Rooz氏は「日本の金融イノベーターであり続けるSBIグループを日系の初の投資家として迎え入れ、合弁事業を設立する事を大変光栄に思います。SBIホールディングスが創造し革新し続ける日本市場の金融インフラへ、Digital Asset社が培ったブロックチェーンプラットフォームを組み合わせる事で、世界をリードする最先端の金融市場へ日本を昇華させる事に貢献したいと思います。」と述べました。