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2017/09/29

【ふくおかフィナンシャルグループ】金融サービスプラットフォーム『iBank』事業への参画に向けた協議開始について~ オープンAPIを活用したFinTechサービス連携によるローカルエコシステムの構築 ~

| by:ウェブ管理者
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(代表取締役社長 柴戸 隆成、以下:FFG)傘下のiBankマーケティング株式会社(代表取締役社長 永吉 健一、以下:iBank社)と株式会社沖縄銀行(取締役頭取 玉城 義昭、以下:沖縄銀行)は本日付で、オープンAPIを活用したFinTechサービスの連携による新たな価値の共創を目指し、iBank事業への参画に向けた資本業務提携に関する協議を開始する基本合意を締結いたしましたので、お知らせいたします

1. 目的・背景
地域金融機関を取り巻く環境は、少子高齢化・人口減少による市場規模の縮小に加え、FinTech(フィンテック)などテクノロジーの進展に伴う金融業の構造的変化といった課題に直面しており、これまで以上にテクノロジーを機動的かつ柔軟に取り込み、戦略的に活用していくことが求められています。また、「お客さま起点」のビジネスモデルを深化させるべく、改正銀行法では、オープンAPI(※1)への対応により、様々な事業者、サービスとの連携から生まれるオープンイノベーションへの期待が日増しに高まっています。

そのような中、FFGでは、スマートフォンの急速な普及や、若年世代を中心としたライフスタイルの変化に対応するため、「お客さま起点」から始まるサービスイノベーションの創出に向けた取組みとして、平成28年4月にiBank社と共同で金融サービスプラットフォーム『iBank』を立ち上げ、同年7月より中核プロダクトとなるスマートフォン専用アプリ『Wallet+(ウォレットプラス)』を中心とした事業展開を行っております。

また、沖縄銀行は、社内外のAPIを組合せた新たな金融サービスを創出することで、革新的な顧客体験の実現と県内事業者・ベンチャー企業とのオープンイノベーションを通じた地域経済の活性化を企図し、平成29年9月よりオープンAPIの構築に向けた取組みを開始しております。

本提携では、沖縄銀行が構築するオープンAPIを活用して、iBank社が運営するスマートフォン専用アプリ『Wallet+』をスピーディーかつ低コストでサービス実装することで、沖縄銀行の口座保有者(個人)には、金融と非金融、日常と非日常をシームレスに繋ぐ新しいマネーサービスの体験を提供すると共に、iBank社の様々なマーケティングソリューションを活用して、各種金融サービスの利用促進や地域のパートナー企業(法人)への送客機能等を提供することで、地域経済の活性化に資するローカルエコシステムの構築を協同で目指してまいります。

尚、本取組みは、オープンAPIを活用したFinTechサービスの連携として、国内金融機関としては初めての生体認証を活用した本格的な更新系API(※2)による貯蓄専用口座の開設(※3)や口座間の資金移動およびローンの借入・返済を可能にするものであり、沖縄銀行のオープンAPIを活用した金融サービス提供の第1号案件であるとともに、iBank社にとってもFFGグループ外の金融機関へのサービス提供は初めて(※4)となります。


原文はこちら
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS07869/e647e0e5/fa08/4d19/be90/2fe098beb786/140120170929481489.pdf

17:08 | 金融:銀行
 

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