【矢野経済研究所】シニアのIT情報端末に関するアンケート調査結果 2012
http://www.yano.co.jp/press/press.php/001044
~来年チャレンジしたいことは「旅行」「運動・スポーツ」「スマートフォン・タブレット端末などの最新ITツール」~
査要綱矢野経済研究所では、次の調査要綱にて主に60代を中心としたシニア層に対してアンケート調査を実施した。
1.調査期間:2012年12月
2.調査対象:全国の60代を中心とした男女1,000名(男性500名、女性500名)
3.調査方法:インターネット形式
<シニアのIT情報端末に関するアンケート調査とは>
シニアの興味・関心とともに、情報端末や情報収集に関する動向などを明らかにすることで、シニアの生活スタイルを把握することを目的とする。ここではシニアの情報端末や情報収集に関する結果を取り上げ、分析する。なお、本調査対象の主に60代を中心とした男女について、ここでは「シニア」とする。
調査結果サマリー
◆ 来年チャレンジしたいことは 「旅行」、「運動・スポーツ」、「スマートフォン・タブレット端末などの最新ITツール」
本調査におけるシニア層の趣味は「旅行」、「パソコン」、「園芸・庭いじり・ガーデニング」、「読書」、「運動・スポーツ」など、インドア・アウトドア問わず多岐に亘っている。
来年チャレンジしたいことがあると回答したシニア層では「旅行(43.6%)」が最も高い比率であったが、「運動・スポーツ(29.4%)」や「園芸・庭いじり・ガーデニング(22.8%)」とともに、「スマートフォン・タブレット端末などの最新ITツール(26.8%)」が上位に挙がった。
◆ 日常的にインターネットを活用し、利便性を実感
本調査におけるシニア層の大半はすでに日常的にインターネットを活用した情報収集を行い、またネットショッピングやネットバンキングなどのインターネット上のサービス提供を受けていることが示されている。また9割のシニア層がインターネットを使うことで生活が便利になっていると感じており、インターネットの利便性を実感しているという結果であった。
◆ シニアの4割強は最新のITツールに関心をもっているが、商品購入時に最も重視する点は「操作のしやすさ」
本調査におけるシニア層の4割強は最新のITツールに関心があるとしている。今後、欲しいと思っている最新のITツール(複数回答)について、「スマートフォン」(41.0%)、「タブレット端末」(30.2%)が上位項目であるが、商品の購入基準は、機能やデザイン、ブランドよりも、実際の使い勝手のよさを最も重視していることが示されている。
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