当社は、デジタルバンキングの中核システムを業務単位で提供する国内初のクラウドサービスとして2020年の提供を目指す次世代バンキングソリューション「FUJITSU Banking as a Service(以下、FBaaS)」の開発に着手しました。なお、本ソリューションについて、ソニー銀行株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:住本 雄一郎、以下、ソニー銀行)様がファーストユーザーとして採用に向けて検討を開始することになりました。
近年、フィンテックサービスの普及に伴い、金融サービスにおける顧客特性やデリバリーチャネル、プレイヤーが大きく変化しており、また欧米では金融業務をサービスとして提供するデジタルバンキングが開始されています。当社はその潮流を捉え、2016年3月に金融ソリューションを「Finplex(フィンプレックス)」として体系化しました。さらに金融サービスを支えるデジタルバンキングソリューションを、API(注2)でつなぐ「Finplexサービス統合基盤FrontSHIP(以下、FrontSHIP)」、スマートフォンやタブレットで銀行の業務処理を行う「FinplexデジタルチャネルサービスDigital Branch(以下、Digital Branch)」、個人データの管理と活用を行う「FUJITSU Data Bank」、次世代バンキングソリューション「FBaaS」の4領域に体系化し、すでに「FrontSHIP」と「Digital Branch」の提供を順次開始しています。今後2020年までに、「FUJITSU Data Bank」および「FBaaS」の提供を順次予定しており、「FBaaS」については、ソニー銀行様がファーストユーザーとして採用に向けて検討を開始しました。