2018年11月23日(金)、東京金融取引所は年に一度の個人投資家向けスペシャルイベントとして、くりっくフェスティバル2018『株×為替:投資戦略フォーラム in 東京』を東京・新宿にあるベルサール新宿グランドで開催した。
西新宿にあるベルサール新宿グランド。開場前に入場待ちの長い行列が出来たため、予定より早く開場して受付を開始。
総合司会のフリーアナウンサー 大橋 ひろこさんの進行のもと、東京金融取引所 代表取締役社長 木下 信行氏が大勢の来場者に向けて挨拶。くりっくフェスティバル2018『株×為替:投資戦略フォーラム in 東京』が開会した。
第1部は東京金融取引所証拠金営業部 証拠金営業グループ マネージャー 甕川 誇章氏による「くりっく365・くりっく株365のご紹介&最新情報」。両上場商品の概要、メリット等が紹介された。
続いて第2部【経済セッション】「日本・世界経済の行方とマネーの未来」には、真壁 昭夫氏(法政大学大学院 政策創造研究科教授)、佐々木 融氏(JPモルガン・チェース銀行 市場調査本部長)、イェスパー・コール氏(ウィズダムツリー・ジャパンCEO/映像出演)がパネリストとして登壇。モデレーターは総合司会の大橋さんが務め、終了まで活発な議論が飛び交った。
第2部終了後、休憩前に協賛企業各社のピッチ(エレベーター・ピッチ)が行われた。「エレベーター・ピッチ」とはシリコンバレーが発祥で、「起業家はエレベーターで投資家に居合わせたら、自分のビジネスプランを短時間で的確に伝えられるようでなければならない」という超短時間プレゼンのこと。
休憩時間中の展示会場の様子。各出展社とも魅力的なノベルティグッズの配布や抽選会、デモ、ミニセミナーなどを実施し、どこのブースも来場者で大賑わいとなった。
第3部【株セッション】「波乱の時代が始まっている―VIXショックの先にあるもの―」には岡崎 良介氏(日経CNBC/マーケットアナライズコメンテーター)が登壇。
最後の第4部【為替セッション】「徹底討論!2019年の最強通貨を探る~ドル・ユーロ・円・新興国通貨」には、植野 大作氏(三菱UFJモルガン・スタンレー証券 チーフ為替ストラテジスト)、尾河 眞樹氏(ソニーフィナンシャルホールディングス 金融市場調査本部長)、エミン・ユルマズ氏(エコノミスト/為替ストラテジスト)が登壇し、モデレーターは佐々木 融氏(JPモルガン・チェース銀行 市場調査本部長)が務めた。
10月の名古屋を皮切りに大阪、福岡、東京と全国4都市で開催されたくりっくフェスティバル2018。最後の東京会場は1,000人規模の来場者で会場も賑わいを見せた。オリンピック開催を翌年に控えた2019年のフェスティバルもさらに盛況となることを期待したい。