IBM Q Networkにはこうした各業界を代表する企業のほかにも、学術機関や公的研究機関、スタートアップが多数参加。その中には、ジョージア工科大学、スタンフォード大学、ロスアラモス国立研究所、AIQTech、Beit、クオンタム・マシンズ、Tradeteq、チューリッヒ・インスツルメンツなども含まれます。
またIBMは最近、初のIBM Q System One商用汎用量子コンピューター2台を米国外に設置する計画も発表しました。設置先はそれぞれ、欧州最大の応用研究機関であるドイツのフラウンホーファー研究機構と、東京大学です。どちらも、量子コンピューティング・コミュニティーを拡大するとともに、新たな経済的機会を生み出すことを目的として、大学、産業界、公的研究機関が参加する、国をあげた研究の前進と教育体制の実現を目指すものです。