【野村総研】証券バックオフィス業務ソリューション「NRI STAR-IV」を水戸証券に提供
http://www.nri.co.jp/news/2012/121109.html
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、水戸証券株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一彦、以下「水戸証券」)に対し、リテール証券のバックオフィス業務をサポートするSaaS※1型ソリューション「NRI STAR-IV(スターフォー)」(以下「STAR-IV」)を提供します。サービス提供開始は2013年9月を予定しています。
「STAR-IV」の導入にあたっては、その品質・機能、生産性向上への寄与、そして水戸証券の顧客からみた利便性向上等が評価されました。
「STAR-IV」は、証券会社において、勘定系といわれる機能を持つ証券総合バックオフィスシステムです。店頭での対面による取引のほか、カスタマーセンターへの電話による注文、PC・タブレット端末等からのインターネット取引などをマルチチャネルサービス※2により提供し、多様な取引形態に対応しています。
また、BCP(事業継続計画)関連サービスとして、標準コンティンジェンシープラン(危機管理計画)の提供、短期の被災に備えて遠隔地のデータセンターにあるバックアップデータを参照するサービス等、継続的な業務遂行に必要な機能を装備しています。
「STAR-IV」の機能は、利用される証券会社の要望に応じて、「共同利用型サービス(SaaS型)」、「アウトソーシングサービス」、「SI部品」の3形態のいずれでも提供することが可能です。
NRIは、今後も「STAR-IV」の提供を通じて、証券会社の業務効率化やサービス向上に貢献していきます。
※1:
SaaS(Software as a Service):アプリケーションをネットワーク経由で共同利用の形態で提供するサービス。SaaSの形態で提供することで、利用企業の運用・管理負荷の軽減が可能。
※2:
マルチチャネルサービス:対面による取引とオンライン取引を即時に連携し、一元的に管理するサービス。オンライン取引や対面取引も含めた全ての取引情報を、営業社員と投資家が同時に共有でき、営業社員はその情報をもとに投資家から相談を受けたり、助言が可能。