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2021/09/28

【ビザ・ワールドワイド・ジャパン】事業間決済の現状と課題 課題解決に向けてのVisaの提言~「中小企業の事業間決済におけるキャッシュレス化・デジタル化推進」を発表

| by:ウェブ管理者
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下、Visa)は、サイモン・クチャ―アンドパートナーズジャパン株式会社に委託し、中小企業の決済環境並びにニーズや課題を把握するための調査・分析を、「中小企業の事業間決済におけるキャッシュレス化・デジタル化推進」と題するレポートとしてまとめ、本日発表しました。
レポートでは、日本経済の成長に欠かせない中小企業の生産性向上や業務効率化に関連して、現状と課題、そして、その課題解決にカード決済がどのように貢献できるか、海外との比較も交えて、分析、およびデジタル化の効用についてまとめています。

デジタル化社会実現に向けて消費者(BtoC)のキャッシュレス利用は進む中、事業間決済(BtoB)のキャッシュレス化・デジタル化はまだまだこれからです。日本の企業数の99%以上を占め、雇用の7割近くを占める中小企業においては、支払額におけるカード決済のシェアは現状1%にとどまるなど、限定的な状況となっていることに加え、コロナ禍による環境変化などにより、早急に中小企業が直面する課題解決に取り組む必要性が高まっていると考えられます。

また、中小企業が支払・受取の各プロセスに割いている時間・人的リソースは、例えば、データ入力業務に月平均で8.5時間、経理・管理資料作成に月平均6.8時間など大きな負担となっていることが分かっています。支出にカード決済を導入している中小企業の約8割が業務削減効果を実感しており、特にビジネスカード利用企業においては、年換算で60時間近くの労働時間削減効果があることが調査結果で明らかになっています。このような調査結果からも、カード決済により電子的に記録された取引データが、中小企業においても利用が広がりつつあるクラウド会計や請求書管理システム等、他のシステムとの連携を進めることで、企業の生産性向上や業務効率化の課題に今後一層貢献できるものと期待しております。

Visaのミッションは、個人や企業、経済の発展の為、最も革新的で安心・安全な決済処理ネットワークとして、世界を繋ぐことであり、引き続きビジネスの大小にかかわらず、すべての人が参加できる包摂的経済の実現に向けて、デジタルソリューションの提供を通して支援を続けていきたいと考えます。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000006846.html

15:05 | IT:一般
 

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