米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム「Market Editors(マーケットエディターズ)」の日本代表であり、マネースクウェア・ジャパン(以下、M2J)の投資教育プロジェクト「M2J FX アカデミア」学長も務める吉田 恒 氏が、新刊本「アベノミクス・トレーダー達に捧げる 個人投資家を成功に導く30の教え」を出版したことを記念して、グッドウェイは出版インタビューを行いました。
吉田氏は国際金融市場分析の専門家としても活躍し、国際金融アナリストとして精力的に執筆・講演活動を行っていますが、今般の新刊本出版について次のように語っています。
「ご承知の通り、アベノミクス相場によって株も為替も予想以上の上昇が続き、経験の浅い投資家やこれから投資を始めよう、または再開しようとした投資家の中には、メディア報道に乗って安易に相場に飛びついた結果、最近の調整局面などで資産を減らすはめになった事例も多いと認識しています。長年の経験上、投資で継続して結果を出すことは決して簡単なものではなく、手法・メンタルなどの勉強・研究という過程を経ずに、ムードに乗っただけの取引で恒常的に利益を出し続けることはできません。」
本書では、アベノミクスで投資をはじめた「個人投資家=アベノミクス・トレーダー」、これから「投資を始めようと考えている個人投資家」に対し、吉田氏の豊富な知識・経験をベースに個人投資家の正しくない考え方を正し、『賢明な投資家』になるための掟が伝授されています。
また吉田氏が学長を務める「M2J FX アカデミア」は、FX投資家に投資教育プランを提供するために、M2Jが2年ほど前に開校したもので、「予測編」「ポジショニング編」「リスクマネジメント編」の3部で構成されたカリキュラムを受講することで「負けない投資家」を目指そうとする投資家で、M2Jベイスクエア にある自前のセミナー会場が毎回満員になるほどだといいます。
教育プログラムを提供する「M2J FX アカデミア」と、今回出版された新刊本には、知識ではなく「知恵」を提供して投資家教育を図ろうとする共通したコンセプトが背景にあるようです。
(取材・撮影・記事・編集/制作: 柴田 潔)