「B-SKET」は、実践的なメンタリング・事業開発サポートによりSaaS領域スタートアップの価値を最大化するプログラム。専門家のメンタリング、ネットワーク、事業アセットの提供を通じて、多くの起業家の事業立ち上げを遠回りさせずに事業化できるよう支援を行っている。この日は、プログラムの集大成となるDemo Day。プログラムの成果発表会の場として、スペシャルセッション、採択企業ピッチ、表彰式が行われた。(オフライン120名、オンライン230名、合計350名超が参加)
SaaS企業セッション「SaaS事業を成功させるアートとサイエンス」では、柳橋 仁機氏(カオナビ 代表取締役社長 CEO)、塚田 耕司氏(フィードフォース 代表取締役社長)、山口 拓己氏(PR TIMES 代表取締役)が登壇。岡 洋氏(Spiral Innovation Partners 代表パートナー)がモデレーターを務めた。プロダクトがマーケットに受け入れられる前、その後、グロースしていくタイミングにおいて、大切にしてきたことや取組んできたこと、成功体験や失敗からの学びなどそれぞれの私見を披露した。
B-SKET卒業生セッション「何を学びその後どう飛躍したのか」では、中平 健太氏(ガラパゴス 代表取締役社長)、吉本 翔生氏(WiseVine 代表取締役社長)が登壇。B-SKETを通じて取組んだことや学んだことを振り返りつつ、卒業後のそれぞれの事業活動と展開状況、飛躍に向けたプランや想いを参加者に共有した。
続いて、採択スタートアップ企業5社のピッチプレゼンが行われた。
(サービス名「Paintnote」:塗料販売店特化のクラウド型販売管理SaaS)
2社目は、露木 諒氏(STANDS 代表取締役 CEO)が登壇。 (サービス名「Onboarding」:BtoB カスタマーサクセス、オンボーディング最適化SaaS)
(サービス名「batton」:業務効率を劇的に改善する、RPAツールPC作業自動化ロボット)
(サービス名「PartnerSuccess」:メーカーと代理店の連携を自動化するクラウドサービス)
(サービス名「AIアシスタント戦隊 マトメンジャー(現ONE CONNECT)」:情報の二重入力を無くす)
パートナー企業セッション「激変する環境で成長し続ける極意~3度の不況を乗り切り100億越えの事業を作る秘訣~」では、内藤 真一郎氏(ファインドスターグループ 代表取締役)、五十嵐 幹氏(クロス・マーケティンググループ 代表取締役社長兼CEO)が登壇。ITバブル、リーマンショック、コロナをはじめとする大きな危機を乗り越えてきた時々を振り返り、起業家から100億を超える事業家へと、どのように向き合い変化に適合してきたか、その秘訣を披露した。
すべてのプログラムが終了し、表彰式の記念撮影へ。アクセラレータープログラム採択企業の今後の展開に期待したい。