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2014/01/24

【野村総研】「マーケティング分析コンテスト2013」の受賞者を決定

| by:ウェブ管理者
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、「広告は景気を支えられるのか」をテーマとした、「マーケティング分析コンテスト2013」の最終審査を行いました。
過去最多となる51件の応募作品の中から厳正なる審査を行った結果、最優秀賞、優秀賞それぞれ1作品、佳作2作品のほか、敢闘賞1作品の計5作品を選出しました。
今回は参加者の専門分野が多岐に亘っていたため、分析手法や発見された結論は、非常にバラエティに富んでおり、各方面からマーケティング領域のビッグデータへの関心が高まっていることが伺えました。

本コンテストは、消費者の行動と企業の施策を見える化するサービス「Insight Signal(インサイトシグナル)※1」において、NRIが独自に収集したシングルソースデータ※2を応募者に提供し、マーケティング指標や分析手法に関する斬新なアイデアを募集するものです。さまざまな視点から生活者の購買要因の掘り下げが行われ、学術研究や企業の広告・マーケティング戦略に活用されることを目的として、2007年から毎年開催しています。

今回は、2013年に入って日本経済が回復の兆しを見せる中で、企業の活力の鏡といわれる“広告”が景気を支えられるのかをテーマに、作品を募集しました。エントリー数159件、応募作品数は51件となり、いずれも過去最高を記録しました。昨年11月の予備審査を経て、12月17日に審査員6人による本審査を実施し、「分析結果が有益なもの」「分析ロジックやプロセスの優れたもの」「視点や仮説設定が斬新なもの」「ビジネス実務への展開が可能なもの」など、多面的に1作品ずつ丁寧に議論した上で、各賞を決定しました。
阿部周造審査委員長(早稲田大学商学学術院特任教授)は、「今年は過去最多の作品数であったが、巨大なデータの扱い方に比較的慣れてきたようで、全体的に作品のレベルが底上げされている。とはいえ、参加者の背景や専門により分析の仕方は異なっており、“なるほど”とうならされる作品が多かった。」と総括しました。

総評ならびに、各入賞作品の評価ポイントについては、下記のとおりです。

入賞作品タイトルと受賞者、および審査員のコメント


最優秀賞
ビールとプロモーション効果
静岡大学工学研究科 准教授 朝日弓未(あさひ ゆみ)さん

(審査員コメント)
「ビールについて多角的分析が行われていて面白い。分析の切り口も明確で、適切な分析に基づいて結果が考察されている。」
「そこまで言い切れるのかという面もあるが、データをしっかりと確認し、外部の情報も活用しており一味ちがうレポートとなっている」

優秀賞
購入意向変化要因の分析 なぜ「買いたい」から「買いたくない」に変わるのか?
京都大学大学院 経営管理教育部 修士2年 加藤翔太(かとう しょうた)さん

(審査員コメント)
「購入意向と購買を結びつけている研究の中でシンプルな分析ではあるが、興味深い結果が導き出されている。また、先行研究の成果を結びつけて結果を解釈している点も良い。」
「メディアの影響と消費価値観をうまく組み合わせ、シングルソースの強みを活かして分析したことは評価できる。示唆がやや飛躍してはいるが、結論として一定の納得性はある」


原文はこちら
http://www.nri.com/ja-JP/jp/news/2014/140124.aspx

17:02 | IT:一般
 

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