島根銀行は 2022 年 4 月に開始した新中期経営計画において、パラダイムシフトをはかるための主要な戦略方針として「抜本的な業務改善」を掲げています。フューチャーアーキテクトは、島根銀行の IT 戦略パートナーとして、銀行の業務・システムの理想像をともに描き、SBI金融クラウド上に「次世代バンキングシステム」を構築することで、新サービスの展開や営業力強化、業務効率化へ向けた「抜本的な業務改善」を支えます。
「次世代バンキングシステム」は、最新のテクノロジーを用いてゼロベースで最適を追求したクラウド型基幹系業務システムです。フューチャーアーキテクトがこれまで全国 30 行以上の地域金融機関の改革を支援してきた実績とノウハウをもとに、社会のデジタル化が加速するなかで地域金融機関に求められるバンキングサービス全体を再定義しました。最大の特長は、業務プロセスを整理して勘定系コア機能をシンプルにし、マイクロサービスアーキテクチャによって、ビジネスの変化に柔軟かつスピーディに対応できるよう設計している点です。また、各システムに分散する顧客情報を一元化することで、リアルタイムデータを活用した経営戦略の施策立案やサービスの拡充をはじめ、店舗業務のデジタル化によるコスト削減や業務効率化を図ります。さらに、バンキングサービスの API 化によってアクセスチャネルの多様化を可能にします。